鹿島臨海鉄道の荒野台から鹿島神宮までの前面展望です。天気がいまひとつでちょっとボケた画像が多めです。
6000形ディーゼルカーの運転席は片隅式です。ワンマン運転用の運賃箱が設置されています。
客室はセミクロスシートで、転換式クロスシートを装備しています。
この辺りは鹿島灘の海岸線から1.5km以上離れた海抜35メートル前後の場所をほぼ一直線に走っています。
2.9kmで鹿島サッカースタジアム駅です。本線上の最後のポイントから30メートル位の地点まで架線が張られています。鹿島臨海鉄道大洗鹿島線とJR鹿島線の分界点がどこにあるのか良く分かりませんでした。
鹿島神宮行き本線は分岐の左側に進んで行きます。
途中から側線が左に分かれています。水戸方面行き本線の右側にも側線がありますが、そちらは普段、使用されていない様です。
左への分岐は2本に分かれていて「鹿島サッカースタジアム 貨物列車」で画像検索するとJRと鹿島臨海鉄道の貨物列車受け渡しの様子を見る事が出来ます。
鹿島神宮方面行き本線と水戸方面行き本線の間に島式ホームがありますが、普段はすべての列車が通過します。
サッカー開催日のみ、開催時間に合わせて普通列車が臨時停車します。東京オリンピックの際には臨時列車も運転されていた様です。
左に進むと鹿島臨海鉄道鹿島臨港線、右がJR鹿島線です。
この先は今から45年位前に鹿島神宮から鹿島港南までの列車に乗った事があるのですが、辺りの風景は全く覚えていません。
まもなく国道51号線の下をくぐるトンネルになります。
今度は国道124号線の下をトンネルで抜けます。
そのトンネルを抜けるとその先、線路がやや右にカーブします。
鹿島神宮駅に繋がる高架橋が見えて来ました。
場内信号機があります。
鹿島サッカースタジアムから3.2kmで鹿島神宮に着きました。
大洗鹿島線列車の折り返しはこちら側の1番線、JR鹿島線佐原方面行きは反対側の2番線です。
乗って来た車両は平成元年製の6011号車です。
ガールズ&パンツァーラッピング車ですが、現存する他の2両と一緒に今年、検査塗り替えの為に引退するそうです。
2両目はノーマル車の6010号車です。
大洗鹿島線で来てここから高速バスに乗り換える乗客もいるのかも知れません。
駅の裏手に回ってみました。
こちら側には出入口はありません。