2019年6月23日日曜日

玉ノ井駅(名鉄尾西線)繊維工場

名鉄尾西線の終点玉ノ井駅です。元々は夕方の空いた時間に名古屋駅から尾西線の佐屋行きに乗ってみようと思ったのですが、混んでいる名古屋駅で佐屋行きの短い編成が遥か遠くに停まっている事に気付いた時にはもう手遅れで乗れませんでした。なので、予定を変更してここ玉ノ井駅に来ました。


現在は名鉄一宮駅と玉ノ井駅間の区間運転になっています。遠くに見える尾西線の津島行き電車と同一ホームに縦列停車していました。

途中駅での交換はなく玉ノ井駅に着きました。

1本の列車が30分ヘッドで往復していました。

駅前広場です。

2両編成の電車は6800系です。

ホーム1本とはいえ、細い線路と車止めがなんとなく旅情を感じさせてくれます。

第二次大戦中まではこの先の木曽川橋駅まで、更に貨物線がその先の木曽川港駅まで伸びていたそうです。

周辺を散歩してみました。元々この地方は繊維産業が盛んだった様ですが、駅の周りにはノコギリ型の屋根をした工場があり、中から織機の音が響いていました。盛業なによりです。

ちいさな銭湯、玉ノ井湯があります。

立派なお屋敷です。

こちらは繊維会社の事務所でしょうか。素敵な建物です。

周囲には他にもノコギリ屋根の工場が沢山あります。

右手の御屋敷も立派です。

神社がありました。

境内に湧き出す清水がこの辺りの玉ノ井の地名の由来だそうです。

 まだまだ他にもノコギリ屋根の工場があります。

駅の横にもありました。こちらは真ん中の民家と一体化しています。

一宮寄りにある踏切です。

玉ノ井駅側です。

一宮方向です。

現在の木曽川堤防はちょっと離れていますが、右側の上り坂を進んだ先の道路は昔の土手の様に見えます。


こちら側にも自転車置き場があります。

一宮まで行った列車が折り返して来ました。

卵形の車体断面がちょっと昔の名鉄らしい感じです。

間もなく出発です。

大分暗くなってきました。