現在は名鉄一宮駅と玉ノ井駅間の区間運転になっています。遠くに見える尾西線の津島行き電車と同一ホームに縦列停車していました。
途中駅での交換はなく玉ノ井駅に着きました。
1本の列車が30分ヘッドで往復していました。
駅前広場です。
2両編成の電車は6800系です。
ホーム1本とはいえ、細い線路と車止めがなんとなく旅情を感じさせてくれます。
第二次大戦中まではこの先の木曽川橋駅まで、更に貨物線がその先の木曽川港駅まで伸びていたそうです。
周辺を散歩してみました。元々この地方は繊維産業が盛んだった様ですが、駅の周りにはノコギリ型の屋根をした工場があり、中から織機の音が響いていました。盛業なによりです。
ちいさな銭湯、玉ノ井湯があります。
立派なお屋敷です。
こちらは繊維会社の事務所でしょうか。素敵な建物です。
周囲には他にもノコギリ屋根の工場が沢山あります。
右手の御屋敷も立派です。
神社がありました。
境内に湧き出す清水がこの辺りの玉ノ井の地名の由来だそうです。
駅の横にもありました。こちらは真ん中の民家と一体化しています。
一宮寄りにある踏切です。
玉ノ井駅側です。
一宮方向です。
現在の木曽川堤防はちょっと離れていますが、右側の上り坂を進んだ先の道路は昔の土手の様に見えます。
こちら側にも自転車置き場があります。
一宮まで行った列車が折り返して来ました。
卵形の車体断面がちょっと昔の名鉄らしい感じです。
間もなく出発です。
大分暗くなってきました。