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2023年4月30日日曜日

名古屋駅(関西本線)キハ85 南紀1号紀伊勝浦行き

 2023年7月からHC85系に置き換えられる特急南紀です。2022年年末、5両編成に増結されていましたが、グリーン車連結はありませんでした。

紀伊勝浦方先頭の5号車は1988年製造のキハ85-1でした。2022年末現在でキハ85系はすでに18両が廃車になっていますが、検査周期や車両状態の関係か、必ずしも古い順に廃車という訳ではない様です。

1988年製造車は座席種別がLED表示でした。

次の4号車はキハ84-205です。

1992年、南紀用に増備された車両です。

そして3号車はキハ84-302です。300番台は普段、キロ85とセットでひだの富山編成に使用されていました。

キハ84-300番台はこの時点でまだ廃車はありませんでしたが、キロ85-2が2022年12月にキロ85として最初に廃車となりました。

300番台は他のキハ85系とは違う位置にある行き先・座席種別表示が外観上の特徴です。

4両目の貫通型先頭車との連結面です。

キハ85ー1209 この先の2号車、1号車の2両が特急南紀の基本編成です。2号車はバリアフリー化先頭車1100番台または1200番台が指定席車として使用されています。

キハ85-1209は200番台で唯一、バリアフリー化改造されて1200番台となった車両です。

1号車はキハ85ー13です。

5両編成中、この1両だけが自由席でした。

やはり4-5両編成だと特急らしく感じます。

まもなく出発時刻です。


2022年12月20日火曜日

名古屋駅(関西本線)キハ85南紀 2両編成

 特急南紀号です。利用者減で2両編成が基本になってしまいました。

キハ85 1115

普通も快速も特急も基本は2両編成です。

キハ85 5

紀伊勝浦方が指定席、名古屋方が自由席です。

ライトが上向きになって間もなく出発です。




2021年12月18日土曜日

キロ85 0番台(1-5)

キロ85

1992年、南紀用全室グリーン車として登場した非貫通先頭車です。3列シートで定員30名とかなりゆったりした作りです。5両すべて日本車輛製です。

キロ85 1                                           南紀からひだに転用され、富山直通編成の富山方先頭車として活躍しています。

名古屋駅

キロ85 2

名古屋発の下り列車は全車、岐阜までシートが進行方向と反対向きです。
名古屋駅

キロ85 3

坂祝でひだ同士交換の為、運転停車中です。
坂祝駅

キロ85 4

キハ84 200番台、キハ84 300番台と共に5両ずつ製造されました。
名古屋駅

キロ85 5

パッと見はキハ85 0番台にそっくりですが、乗務員室ドアの前側に開閉可能な窓があります。
名古屋駅

キハ84 200番台(201-205)

キハ84 200番台 

南紀用に製造された車販準備室付中間車、定員64名です。

キハ84 201

0番台とは扉幅、屋上機器の形状、座席が異なります。

名古屋駅
キハ84 202
運用上は0番台と混用されているのだと思います。0番台は定員68名なので4人分違いますが、指定券発行は番台毎に区別されているのでしょうか。

名古屋駅
キハ84 203
当初から車椅子対応とされて、ドア幅が広くなっています。
名古屋駅
キハ84 204
南紀用の増備車はシート地がグレーです。
名古屋車両区
キハ84 205
キハ84 200番台は、キハ85系で一番目立たない番台区分かも知れません。
名古屋駅


キハ84 300番台(301-305)

キハ84 300番台

南紀用として登場した、車販準備室なし、車いす対応なしの中間車です。定員はキハ85系で1番多い72名です。2001年にキロ85と共にひだに転用されました。 

キハ84 301

いつもキロ85とセットで、ひだ富山乗り入れ編成に使用されています。

美濃太田駅

キハ84 302
名古屋駅

キハ84 303
この形式のみ、行き先表示と指定席表示が幕板部にあります。
名古屋駅

キハ84 304
富山直通3両編成のうち、中間の300番台が自由席で、前後の先頭グリーン車と先頭普通車が指定席になっています。
名古屋駅

キハ84 305
あまり興味のない人にとってはただの中間車です。

杉崎-飛騨細江間

キハ85 200・1200番台(201-208・1209)

キハ85 200・1200番台

1992年1月から2月にかけて、紀勢本線南紀用に増備された貫通型先頭車です。定員56名。全車日本車輛製です。

キハ85 201

キハ85系の車両で最後に画像に収める事が出来たのが、この車両でした。

名古屋駅 ひだ

キハ85 202                                     ぱっと見たところ、1100番台と同じに見えます。

名古屋駅 ひだ

キハ85 203

0番台・100番台各車に比べて、増備車は屋上機器の角が丸くなっています。
久々野駅

キハ85 204                                    ひだ4両基本編成の岐阜方先頭車は自由席ですが、非貫通型と貫通型の両方があります。                                

名古屋車両区

キハ85 205                                     キハ84 200、キハ84 300、キロ85は各5両ずつ製造されたのに対し、キハ85 200は9両製造されました。増結需要を考えての増備でしょうか。


美濃太田駅

キハ85 206                                       南紀号に使用されているところです。

名古屋駅

キハ85 207                                     名古屋車両区から来たひだ用編成は直接11番線に入るものと、一旦13番線脇の回送線を通って、枇杷島方の引上げ線まで行ってから折り返して11番に入るものと両方ありました。

名古屋駅 ひだ回送

キハ85 208                                       キハ85貫通型先頭車が同じ向きに連結されている姿は結構気に入っています。

名古屋車両区

キハ85 1209

200番台で1両だけ車いす対応工事によって+1000番台となりました。扉幅が広くなっているのが外観上の違いです。
名古屋駅 ひだ

 

キハ85 1100番台(1101-1106・1108-1119)

キハ85 1100番台

当初は100番台として登場した貫通型先頭車です。 全社2003年から2005年に名古屋工場で車いす対応改造され、1100番台になりました。定員は当初の60名から50名に減りました。

キハ85 1101                                                  100番台登場時の幌アダプターがない写真を見た事がありますが、幌アダプターが付いている姿の方が好きです。                                           

名古屋駅
キハ85 1102
この1両のみ富士重工製、それ以外は日本車両製です。
名古屋駅
キハ85 1103                                             101と102の2両は1988年12月製造、それ以外は1990年2月から3月に製造されています。
高山駅
キハ85 1104                                        貫通型は編成自由度が高い便利な存在で1100番台は18両、200番台・1200番台と合わせると27両が在籍します。                                                   
名古屋駅
キハ85 1105                                           近鉄の米野駅と黄金駅の丁度中間位にある人道橋から入換中の姿を撮ったところです。
名古屋車両区
キハ85 1106
ナンバーを撮った写真しかありませんでした...。
名古屋駅
キハ85 1108
鹿押し出しバンパー付きです。南紀号です。
名古屋駅
キハ85 1109
こちらも鹿押し出しバンパー付。臨時南紀号です。
名古屋駅
キハ85 1110                                  この後、盛大に排気を立ち上らせながら出発して行きます。
名古屋駅
キハ85 1111
見かけるとなんとなくうれしい”1111”です。(キハ25 1111もあります。)
名古屋駅
キハ85 1112                                          111~113は1990年3月15日落成です。
名古屋駅
キハ85 1113                                         屋根の煤けた部分がディーゼルカーらしくて良い感じです。
名古屋駅
キハ85 1114
南紀、鹿押し出しバンパー付です。
名古屋駅
キハ85 1115                                   ひだ号4両編成名古屋・高山方です。
名古屋駅

キハ85 1116                                            貫通型の名古屋・高山方にはアダプターに幌が装着されます。
美濃太田駅
キハ85 1117                                                    ワイドビューだけに窓が大きいので、乗客がいると場合によってはちょっと撮りずらい時がありました。
名古屋駅
キハ85 1118
上り列車で4番線に到着後、回送で熱田駅の引き返し線に向かうところです。
名古屋駅
キハ85 1119                                  119は事故廃車になった107の代替として1997年6月に製造されています。
名古屋車両区