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2024年8月14日水曜日

岩村田駅(小海線)

岩村田(いわむらだ)駅です。7年程前の様子です。


1915年開業。これまでの駅舎は1936年に建てられた築88年の建物でした。

佐久平寄りに跨線橋があります。

新幹線接続駅として設けられた佐久平駅までは0.9kmです。

2面3線だったホームは中線が撤去されて変則2面2線になっていました。

ホーム側から見た駅舎が良い感じです。

佐久平寄りに少し行ったところから撮った写真です。

貨物取扱い廃止は1982年。C56やDD16が構内を行ったり来たりして入換作業をしていたのでしょう。

屋根上にある駅名の看板は、Wikipediaに掲載されている2020年の写真を見ると撤去されていました。

入口にある木材を使った駅名標です。

標高706メートルです。国鉄移管後に建てられた駅舎だった様です。

貨物側線が残っていました。

3両編成の小諸行き列車が来ました。

朝6時台は2本、7時台は3本の小諸行き列車がありました。

残念ながら老朽化の為、2025年3月完成予定で改築工事が行われている様です。

土曜日なのであまりお客さんはいません。平日は学生さんで混むのでしょうか。

出発します。

小海線のキハ110は登場から30年以上経ちました。

いつ登場するか分かりませんが後継車は電気式ディーゼルカーになるのでしょう。

改札脇に鼻顔(はなづら)稲荷神社例大祭の張り紙あります。駅から少し離れたところにある、日本五大稲荷のひとつだそうです。

次の上り列車に乗ります。

北中込方向です。

下り小諸行きホームです。

自転車置き場の屋根がちょっとだけ貨物ホーム屋根の雰囲気です。

先に下り小諸行きが来ました。

ハイブリッド気動車のキハE200です。

上り1番列車の小淵沢行きが来ました。

出発した列車の車窓からです。北中込との間で千曲川の支流、湯川を渡ります。



2023年3月31日金曜日

峠下駅(留萌本線)

 峠下(とうげした)駅です。1910年深川-留萌間開業時に最初に開業した駅ですが、今日2023年3月31日で112年余りの役割を終えました。

下り留萌行きディーゼルカーです。ひとつ深川寄りの恵比島駅と峠下駅の間が峠になります。標高77メートルの恵比島駅から峠を登り始め、ピークは恵比寿トンネル手前で標高90メートル、その後、2本目の峠下トンネル辺りで標高約70メートルになり、更に留萌川沿いに下って来た峠下駅は標高34メートルになります。

留萌本線は昔、乗降場だった北秩父別と真布以外はすべての駅に交換設備がありましたが、今では峠下駅が唯一の交換駅です。

2015年以降の乗車人員は”1人以下”となっており、実質的には早朝に1回、夕方から夜にかけて3回行われる列車交換用の「信号所」の役割です。深川-峠下間の所要時間は約30分、峠下-留萌間は約25分でした。

駅の長い有効長に、かつて恵比島から分岐していた留萌鉄道から留萌港へ向かう運炭列車が活躍していた頃の活況が感じられます。


閉塞扱いの駅員配置がなくなり完全無人化されたのは1998年ですが、駅務室はその後も保線用の詰所として使われていたそうです。

駅舎脇には、いい感じに枯れた木造の倉庫がありました。

駅前周辺には人家は一切ありません。残念ながらこの後、太陽が雲に隠れてしまいました。

駅前を通る北海道道549号線です。駅を出て左手は恵比島を経て沼田町まで続いています。

右手は300メートル程行くと国道233号線に突き当たって終点となりますので、その辺りまで歩いてゆきました。

踏切がありました。航空写真を見ると、このしばらく先に1-2軒の民家と畑がある様です。

留萌川の下流側です。留萌本線の橋桁が見えます。

上流側です。

駅に戻りました。駅舎内には「自由にお取りください」と、かわいいクマの駅スタンプを押したメモ用紙が置いてあります。

木造駅舎のある交換駅がいい感じですが、晴れていたらもっと素晴らしかったと思います。時折薄日が差しそうになるものの、太陽は雲に隠れたままでした。

遠くにある上り線の出発信号機が緑になっています。間もなく列車が来る時間です。

深川行きのディーゼルカーが来ました。ここまで乗って来た下り列車の折り返しでした。

2023年3月31日の廃止後、駅は立入禁止になっていましたが、2024年4月1日、冬場の大雪の重みに耐えられず倒壊しているのが見つかったそうです。

2022年11月17日木曜日

四ツ倉駅(常磐線)旧駅舎

 四ツ倉(よつくら)駅旧駅舎です。海抜3.9メートルです。

上りいわき行き普通列車です。

平屋の駅舎と跨線橋の組み合わせが良い感じです。

駅正面の立木と停まっているタクシーが良い感じです。

駅前タクシー会社がありました。

軽く一回り歩いてみます。

良い感じに枯れた木造家屋がありました。

新駅舎工事が大分進んでいました。

改築工事は始まっていましたが、なんとか旧駅舎が健在なうちに間に合いました。

いわき方向です。いまは対向式ホーム2面2線の駅です。

画像検索すると昔、セメント工場があって構内を古典蒸気が入換をしている素晴らしい風景を拝見する事が出来ました。

上り特急ひたち号です。

新しい駅舎とホーム上屋は木造でした。

こちらの素敵な駅舎とはまもなくお別れです。