八東(はっとう)駅です。若桜線隼-若桜間延伸時1930年(昭和5年)に開業しました。海抜103メートルです。
駅舎は開業時からのものです。Wikipediaの2007年の写真を見ると窓はアルミサッシでしたので、その後、木枠の窓に復元された様です。
駅舎左手に再設置された線路と貨物上屋に貨車が保存されていました。
長く宇都宮貨物ターミナルに放置されていたワフ35597を、2011年に若桜線SL遺産保存会が購入したそうです。
配置区表示は高タソになっています。
郡山工場で検査を受けていた様です。
こちらは2022年に加悦鉄道から来た排雪モーターカーです。
キャブの外にも数名乗れそうです。
駅本屋と1番ホームは有形文化財になっています。
ホーム上に木造の待合室があります。
若桜方です。2020年に新たに設置された2番線によって列車交換が可能になり、1日の5往復から10往復に増便されたとの事。増便に際して、JRからのキハ47乗り入れは廃止になったそうです。
かつては事務所に電機会社や喫茶店が入居していましたが、現在は地域住民による乗車券の販売や管理の事務所になっているそうです。
素晴らしく手入れされた駅舎でした。