ラベル 貨車 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 貨車 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年11月6日木曜日

八東駅(若桜鉄道)

 八東(はっとう)駅です。若桜線隼-若桜間延伸時1930年(昭和5年)に開業しました。海抜103メートルです。

駅舎は開業時からのものです。Wikipediaの2007年の写真を見ると窓はアルミサッシでしたので、その後、木枠の窓に復元された様です。

駅舎左手に再設置された線路と貨物上屋に貨車が保存されていました。

長く宇都宮貨物ターミナルに放置されていたワフ35597を、2011年に若桜線SL遺産保存会が購入したそうです。

配置区表示は高タソになっています。

郡山工場で検査を受けていた様です。

こちらは2022年に加悦鉄道から来た排雪モーターカーです。

キャブの外にも数名乗れそうです。

駅本屋と1番ホームは有形文化財になっています。

ホーム上に木造の待合室があります。

若桜方です。2020年に新たに設置された2番線によって列車交換が可能になり、1日の5往復から10往復に増便されたとの事。増便に際して、JRからのキハ47乗り入れは廃止になったそうです。

かつては事務所に電機会社や喫茶店が入居していましたが、現在は地域住民による乗車券の販売や管理の事務所になっているそうです。

素晴らしく手入れされた駅舎でした。


2024年3月30日土曜日

八王子駅(中央線)貨物列車 検査回送ホキ

 夜の八王子駅3番線です。貨物列車に珍しい貨車が連結されていました。全検の為に川崎貨物駅に回送される途中の矢橋工業ホキ2000です。2011年先行試作車製作。2012年から15年まで生産された後、2022年にも増備されたそうです。


写真のホキ2000-18は2014年製造。1985年以降に製造された貨車の検査周期は5年なので、2回目の全般検査です。中央西線、中央東線経由の回送なのは、東海道本線貨物列車の最高速度や編成両数の都合でしょうか。

改めて調べてみるとホキ2000を使用した石灰石輸送列車は、西濃鉄道市橋線乙女坂駅から名古屋臨海鉄道の東港駅を経て名古屋南貨物駅から専用線で日本製鉄名古屋製作所まで1日3往復運転されていました。
ホキ2000は95km/hでの走行が可能なものの、残存しているホキ9500と混用されている為に列車の最高速度は75km/hに抑えられているそうです。

その次に連結されていたのは黒いタキ43000でした。

車番から頭に1や2が付かない車番から見ておそらく1974年製、50年選手です。

東亜燃料側入と書いてありますが、合併して会社としてはエネオスだそうです。

その次は転籍で発生した、日本石油輸送色の日本オイルターミナル所属車です。

ところで八王子駅入換用のHD300ですが、検査時には電機に牽かれて無動力回送されるそうですが、普段の給油はどうしているのか気になります。燃料タンク容量が1600リットルあるので、検査毎で大丈夫なのかも知れませんが。

2023年3月27日月曜日

倉賀野駅(高崎線)タキ143645 銀タキ

 倉賀野駅で銀タキを見ました。1987年に日本車両で1両だけ作られたステンレス製タキ43000です。

タキ143000番台に区分されますが、車番の645はタンク形状を変更した保安対策車タキ43600番台からの連番です。

タキ1000や緑のタキ43000が混じった編成です。これから浜五井まで返送される様です。ときどき高速道路で鏡面仕上げをしたステンレスタンクを積んだトレーラーを見かけますが、こちらはつや消し仕上げでどちらかというとアルミっぽい感じです。

牽引機のEF65 2088です。1977年製です。

編成の最後尾には黒タキが2両連結されていました。緑の編成に混じるととても恰好良く見えます。43600番台でした。


2023年1月3日火曜日

波久礼駅(秩父鉄道)貨物列車交換

波久礼駅に下り貨物列車が到着します。

デキ503牽引です。

下り貨物列車がまだ停止する前に上り貨物列車もやって来ました。

牽引機は1967年製のデキ303です。かなり減速しているのですが、大分暗くなってきたので流し撮りしたら、随分とスピード感溢れる写真になりました。

山間の静かな駅で2本の長編成貨物列車が交換します。

長い20両編成の貨物列車はゆっくりゆっくりと随分先の方まで行って停まりました。

デキ503は古豪揃いの秩父鉄道電気機関車の中では比較的新しい1979年製です。

上り貨物列車は自重14.9トンと荷重35トンを合わせて20両分で1000トン牽引です。ちなみに下り貨物列車は空車14.9トンx20両なので約300トンしかありません。(それでも300トンありますが。)

空いていた2番線に上り急行秩父路熊谷行きがやってきました。

通過して行きました。

ヲキフ100です。マイクロエースから発売されているヲキ・ヲキフ100の精巧な模型を見ると、ついついコレクションに加えたくなります。

下り出発信号機が緑になりました。出発します。

下り列車は空車なので楽々牽いて行く感じです。調べて見るとデキ200・300・500の定格出力は920kW(=約1250HP)で、ED16(900kW)やDE10初期型(1250HP)またはDD200(895kW)並みでした。同じED型でもED75(1900kW)に比べると半分弱です。ちなみにデキ100の定格出力は800kW(=約1090HP)でした。

秩父鉄道ヲキ・ヲキフ100形はリベット組み立て車と溶接組み立て車がありますが、こちらは初期のリベット車です。

上り貨物列車も出発して行きました。空がうっすらと茜色に染まっています。

先程の上り貨物列車と寄居で交換して来た、下り三峰口行き5000系電車です。元は1972年から1973年に登場した都営6000形2・3次車なので、50年選手です。

交換する上り熊谷行き7500系電車は”鉄道開業150th秩父鉄道創立123周年”ヘッドマーク付きでした。

2022年12月13日火曜日

根岸駅(根岸線)タキ1000-1005

 タキ1000-1005です。1000番台の車番を初めてみました。荷重45トン・実容積61.6立方メートルはタキ1000全車共通だと思いますが、自重標記は16.6から17.3トンまで見た事があります。メーカーや生産時期による違い、製造時の誤差があるのでしょう。

Wikipediaで調べて見ると、製造開始の1993年以来、日本車両と川崎重工業(川崎車両)の2社で2021年11月現在、1008両が製造されたそうです。


2022年3月16日水曜日

八王子駅(中央線)小野上ホキ800 廃車回送

 八王子駅中央線ホームと横浜線ホームの間には貨物発着線が2本ありますが、横浜線の電車を降りると中央線側にHD300牽引のタキ1000、横浜線側にホキ800が停まっていました。

やがてタキ1000が立川方にある石油基地に出発して行くと、EF64牽引のホキ800が残りました。長野への廃車回送の様です。

EF64 1053

5両のホキ800は小野上駅常備車でした。特急列車を待避し終えるとすぐに出発して行きました。

2004年の小野上駅の様子はこちらです。⇒小野上駅旧駅舎・砕石積み込み線


2021年10月28日木曜日

富士フィルム前-大雄山(伊豆箱根鉄道大雄山線)コデ165

 コデ165です。

大雄山駅東側の踏切です。

大雄山駅方向を見たところです。

反対側です。富士フィルム前駅に停まっている電車が見えます。大雄山駅との距離は0.5kmです。

その先の引き上げ線には、レール運搬用にあおり戸が殆ど撤去されているものの、細いスポークの車輪を履いた4両編成の古い無蓋車が停まっていました。