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2025年5月1日木曜日

頸城大野駅(大糸線)

 頸城大野(くびきおおの)駅です。

糸魚川行きのディーゼルカーで間もなく頸城大野駅に着くところです。

小滝発12:44の列車で12:56に到着しました。

よい風景です。

心地よいエンジン音を唸らせて、キハ120が加速して行きます。

車体は朱色5号または国鉄一般色ラッピングにして欲しい気がします。

田んぼと民家と山、良い風景です。

夏空です。

1972年に貨物取扱が廃止され無人駅になったそうですが、それから50年以上経った駅舎が健在です。

2020年の1日当りの乗車人員は11人でした。コロナが明けて少しは増えたでしょうか。

駅前の自転車置き場です。

趣のある駅名標です。

角度を変えて見たところです。

駅から国道148号線にクランク状に繋がる、僅か400メートル余りの新潟県道156号頸城大野停車場線です。

途中から振り返って見たところです。糸魚川から小滝に向かった増便バスから、車寄せに透明の波板が張られた掘っ立て小屋っぽい姿を見て、やっぱりパスしようかと思いましたが、後悔しそうなので立ち寄りました。

国道148号線につながる県道です。

振り返って反対側を見たところです。

大糸線増便バスは駅への道が狭いので、ここに停留所があります。

駅構内のポスターです。バスの利便性の高さを実証して、大糸線が廃止になるのではないかとちょっと心配です。

大糸線応援隊のポスターです。

風雪よけの波板が今ひとつですが、やっぱり来て良かったと思う、おそらく開業時の1934年(昭和9年)からある、小さくてかわいらしい駅舎です。

まだアジサイが咲いていました。(ドライフラワーになっていたかも)

そろそろ南小谷行きが来る頃です。さっき降りた糸魚川行き列車の折り返しです。

近づいてきました。

13:31発南小谷行きです。次の目的地、根知には13:37に到着します。


2025年4月26日土曜日

高野口駅(和歌山線)

 高野口(こうやぐち)駅です。1901年に名倉駅として開業後、1903年に高野口駅に改称。現在の駅舎は1912年に改築されたものだそうです。高野山への玄関口として開業当初は非常に賑わったものの、1925年に南海線が高野山(現高野下)まで延伸すると衰退してしまったそうです。

橋本方向です。駅は対向式ホーム2面2線です。Wikipediaに掲載されている明治末期写真を見ると当時は橋本方に跨線橋があり、上りホームの外側には側線が何本かあって貨車が停まっていました。

上りホームの上屋です。駅の標高は80メートルでした。

和歌山方向です。

駅舎には木枠の窓が残っています。

ところでこの時は特徴ある妻入りの出入口が可動式のフェンスで閉鎖されていました。

まさか解体準備かと心配しましたが、

おそらく天井の張替修繕だと思います。

こちらの出入口はきれいに復元修理してありました。

駅前の重要文化財、木造3階建ての旧旅館葛城館です。2024年3月からカフェとして営業しているそうです。

駅前トイレです。


2025年4月24日木曜日

根知駅(大糸線)

 根知(ねち)駅です。

南小谷行きで13:38に到着しました。

2両編成です。


夏休みの土曜日なので増結運転でしょうか。

駅舎は線路よりも一段低い場所にありました。

糸魚川方向です。

南小谷方面行きの待合室です。

駅の裏手に田んぼがあります。

南小谷方向です。

元々のプラットホームは互い違いに配置されていた様で、南小谷行きホームは南小谷方向に鉄骨造りで延長されています。

糸魚川行きホームは糸魚川方向に延長されていました。

階段を降りて駅舎に入ります。根知駅は1984年に無人化されたそうです。もう40年前です。

建物財産標によると昭和9年(1934年)12月築です。

ホーム外側は石垣になっています。

駅正面です。糸魚川バスと大糸線増発バスの停留所があります。糸魚川バスは糸魚川駅日本海口から根知駅経由で県道225号線根知街道途中の別所バス停まで行く路線が1日3往復あります。入口右側のカバーがかかった自転車はレンタルサイクルです。

保線車両車庫があります。

元々はこちらが駅舎からホームに上がる階段だった様です。

枕木等の備品が置いてありますが、その中に何故か自動連結器が置いてありました。

小さな詰所があります。

駅本屋は木造モルタル塗りです。

駅舎正面から右手には機器室がありました。

現在のホーム入口です。

糸魚川行きホームの延長部分です。こちらはコンクリート製の脚で支えられています。

保線車両上屋です。

駅舎を振り返って見たところです。

保線用レール運搬台車が止まっていました。

車庫の中にはモーターカーが止まっているのでしょうか。見えませんでした。

南小谷行きホームの延長部分です。

元々のホーム部分は石積みですが、現在では列車が停まる場所から先にはフェンスがあってここまでは入れなくなっていました。

糸魚川行きにも延長部分があります。最盛期は5両編成の気動車が走っていたようです。両方の線路に出発信号機があり、糸魚川方面にはいずれのホームからも出発可能です。