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2023年11月17日金曜日

下泉駅(大井川鐵道大井川本線)

 下泉(しもいずみ)駅、金谷起点27.4キロメートルです。地理院地図で調べると標高は213メートルでした。駅前の丸ポストの色がオレンジでなくて赤なのが、建物の古さと相まって良い感じです。

1面2線の交換駅で、駅舎側に保線車両用の側線が1本あります。駅の裏手は川根本町の町営野球場です。

本屋は1931年の開業時からの建物と思われます。

SLかわね路号は下り列車のみ停車するそうです。

家山・金谷方には大井川の支流・下泉河内川を渡る鉄橋があり、その先には横郷セド山の裾を抜ける横郷トンネルがあります。

千頭方にもトンネルがありますが、こちらは名前が分かりませんでした。

2010年に無人化され、2019年の乗車人員は1日わずか20人だそうです。

入り口の駅名標です。

手前の建物は塗りつぶされた看板の文字がうっすら読めますが、おにぎりやお寿司の売店だった様です。

すばらしい駅舎でした。


2023年10月17日火曜日

田野口駅(大井川鉄道大井川本線)

 大井川本線金谷起点31km、田野口(たのくち)駅です。標高は海抜234メートルです。

1931年の開業以来の駅舎です。

島式ホームは駅舎と反対側の1線のみ使用されています。

スペースから見て、かつては島式ホーム手前にもう1線とその手前に側線が1本あったのだと思われます。

2019年の乗車人員は1日当りわずか8人だったそうです。

千頭方です。

2005年に日本民営鉄道協会と共同事業で、映画・ドラマの撮影誘致の為に、駅舎やホームの復元整備が行われたそうです。

改札口や出札窓口もその際に修理されたものだそうです。

薄緑色の窓枠が良い感じです。

素晴らしい駅舎でした。


2022年11月30日水曜日

東館駅(水郡線)

 東館(ひがしだて)駅です。1930年(昭和5年)の開業時に建てられた、築90年を超えた素晴らしい駅舎が残っていました。

国道118号線の東館駅入口交差点です。

常陸大子方向を見たところです。

矢祭町役場です。平成の大合併の際に「合併しない宣言」を出し、行政改革で有名だそうです。すぐ脇に火の見やぐらがあります。

118号線側から駅を見たところです。福島交通バスが停まっています。

福島県道173号線東館停車場線、延長53mです。もう少しありそうですが、水郡線は意外と勾配が少なく、国鉄時代の非力な気動車も1エンジン車中心に活躍していた様です。

常陸大宮駅は建て替えが決まっており、水郡線に残された古い木造駅舎は下菅谷駅と東館駅だけになってしまいますが、無人の下菅谷に対して、東館は委託駅員さんが居て、建物の程度もずっと良さそうでした。ずっと現役でいて欲しいと思います。

駅本屋のある上りホームと下りホームは屋根なしの跨線橋で結ばれています。

跨線橋から駅舎方向を見たところです。

常陸大子方向です。隣の矢祭山駅までが福島県です。

駅正面の食堂と薄茶色の壁と赤い屋根が良い感じです。

トイレとタクシー会社詰所跡です。

郡山方向を見たところです。広い青空が良い感じです。

トイレは下菅谷駅にあったタイプと似た相当古い建物ですが、壁がきれいに塗り直されていました。

上り水戸行き列車がやってきます。

もう何年も前から1日の乗車人員は100人に満たないそうです。

名残惜しいですが、上り列車に乗ってお別れです。


矢祭山に向かう途中、左手の車窓です。

もう少し進んで車窓右手後方です。素晴らしい風景です。

東館駅の1年後に開業した磐城塙駅にもよく似た駅舎がありましたが、1993年に建て替えられました。⇒磐城塙駅旧駅舎1978年

2021年9月23日木曜日

飛騨萩原駅(高山本線)秋

 飛騨萩原(ひだはぎわら)駅です。

紅葉がきれいです。

カーブした2面3線のホームです。

以前来た時は残念ながら雨でしたが、この日は快晴でした。

1番線ホームです。

荷物扱い用のラッチでしょうか。

2・3番線ホームです。

良い感じの駅舎です。

こちらの待合室も古いタイプに改築してあげて欲しいところです。

3番線です。

駅舎は西向きなので午後の来訪がお勧めです。紅葉もきれいですが、春には正面の桜がきれいだそうです。

前回訪問時はこちらです。⇒飛騨萩原駅 雨