友部(ともべ)駅です。常磐線の岩間駅から赤塚駅、水戸線の福原駅から宍戸駅までを管理している拠点駅だそうです。2007年に橋上駅舎化されました。写真は元々の駅舎があった南口です。
元々は宍戸町の一部だった南友部という場所で、常磐線よりも先に水戸線が開通した当初は駅もなかったものが、常磐線が出来て接続駅となったのちに周囲が大きく発展し、現在は笠間市の中心だそうです。
上の写真の中央やや左に見える駅前旅館です。
南北自由通路から広い構内が見えますが、2014年を最後に貨物扱いは行われていないそうです。
橋上駅舎化と共に設置された北口のロータリーです。
北口です。右手にセメントサイロが見えます。
自由通路から見たところです。セメントサイロの手前に見えるカーブした道路は、その昔あったという方向転換用のデルタ線跡かも知れません。
こちらの太平洋セメント友部SSは元々秩父セメントの施設で、2006年まで鉄道輸送が行われていたそうです。
構内には沢山の側線が残っています。地理院地図で見ると、駅中心部の標高は47メートルでした。
以前は鉄道コンテナ輸送が行われていた日本たばこ産業友部工場です。紙巻たばこの原料になる”刻み”を製造しているそうですが、紙巻たばこの販売量はこの20年で3分の1以下に減少している様です。
内原駅方向にある引き上げ線跡を見たところです(よく見えませんが)。本線は下り勾配になっています。
スーパーひたちの車窓から撮った写真が1枚だけ残っていました。2004年です。