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2022年11月30日水曜日

東館駅(水郡線)

 東館(ひがしだて)駅です。1930年(昭和5年)の開業時に建てられた、築90年を超えた素晴らしい駅舎が残っていました。

国道118号線の東館駅入口交差点です。

常陸大子方向を見たところです。

矢祭町役場です。平成の大合併の際に「合併しない宣言」を出し、行政改革で有名だそうです。すぐ脇に火の見やぐらがあります。

118号線側から駅を見たところです。福島交通バスが停まっています。

福島県道173号線東館停車場線、延長53mです。もう少しありそうですが、水郡線は意外と勾配が少なく、国鉄時代の非力な気動車も1エンジン車中心に活躍していた様です。

常陸大宮駅は建て替えが決まっており、水郡線に残された古い木造駅舎は下菅谷駅と東館駅だけになってしまいますが、無人の下菅谷に対して、東館は委託駅員さんが居て、建物の程度もずっと良さそうでした。ずっと現役でいて欲しいと思います。

駅本屋のある上りホームと下りホームは屋根なしの跨線橋で結ばれています。

跨線橋から駅舎方向を見たところです。

常陸大子方向です。隣の矢祭山駅までが福島県です。

駅正面の食堂と薄茶色の壁と赤い屋根が良い感じです。

トイレとタクシー会社詰所跡です。

郡山方向を見たところです。広い青空が良い感じです。

トイレは下菅谷駅にあったタイプと似た相当古い建物ですが、壁がきれいに塗り直されていました。

上り水戸行き列車がやってきます。

もう何年も前から1日の乗車人員は100人に満たないそうです。

名残惜しいですが、上り列車に乗ってお別れです。


矢祭山に向かう途中、左手の車窓です。

もう少し進んで車窓右手後方です。素晴らしい風景です。

東館駅の1年後に開業した磐城塙駅にもよく似た駅舎がありましたが、1993年に建て替えられました。⇒磐城塙駅旧駅舎1978年

2019年4月7日日曜日

磐城塙駅(水郡線)旧駅舎

ちょっと変色してしまっていますが、磐城塙(いわきはなわ)駅の旧駅舎です。もう40年位前の風景です。本屋前の立木といいコンクリート瓦といい、非の打ち所がない正統派ローカル木造駅舎です。売店とか提灯とかも良い感じです。

キハ58の上り列車です。下手です。せめて1両目は全部入る様に撮れなかったのかと思いますが、この列車に乗った筈なので慌てて撮ったのでしょう。

当時の入場券がありました。1978年、もう40年以上前でした。