新潟県最西端の駅、市振駅です。標高8.3メートルです。
えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の境界駅ですが、えちごトキめき鉄道のディーゼルカーはすべて泊まで行きます。
但し、土休日運転のえちごトキめき鉄道観光急行は当駅止まりで折り返し普通列車直江津行きになります。また夕方の金沢発糸魚川行きと翌朝の糸魚川発金沢行きの1往復はあいの風とやま鉄道の電車で運転されているそうです。
素敵な木造駅舎と煉瓦作りのランプ小屋があります。
ランプ小屋と共に1908年(明治41年)築の登録有形文化財市振駅本屋です。2023年に登録されました。ちなみにこの区間の開業よりも4年前に駅舎が建てられているのは、親不知トンネルの工事起点だったからだそうです。
ホームから海までは20メートル位でしょうか。正面の石塔はお墓みたいでドキっとしますが、コンクリート製のおそらく港湾関係のなにかです。
夕日に対して正面がやや影になりますが、とても素敵な駅舎でした。
木製の駅名標です。
登録有形文化財プレートです。
毎年、建て替えられてしまう木造駅舎も多いですが、100年以上経っても健在な駅舎がまだまだ残っているのは素晴らしい事です。
国道8号線です。地図を見るとこの先に市振漁港と市振の市街地、そして市振海水浴場がありました。
富山方向です。県境の境川までは1.5kmもありません。
地下道入口かと思ったら自転車置き場でした。
裏山です。
駅前に駐在所がありました。
ホームに戻ります。
防波、防雪フェンスでしょうか。これが無ければホームから日本海を見渡す事が出来たのでしょうが、列車の安全運行の為に必要だったのでしょう。
糸魚川方向です。
無人化されたのは1985年だそうです。もう40年前の事でした。
思っていた通りの素晴らしい駅でした。この日は糸魚川まで戻って一泊しました。