因幡社(いなばやしろ)駅、所在地は鳥取県鳥取市用瀬町宮原、1923年(大正12年)因美線用瀬ー智頭延伸時に開業しました。
訪問時には気付きませんでしたが、駅舎には理髪店が入居しているそうです。
駅の標高は海抜108メートルです。駅から50メートル程先に国道53号線が通っています。
用瀬・鳥取方向です。
智頭方向です。元交換駅で草むらの中にホーム跡が残っている様です。
因美線高野(たかの)駅です。1928年開業、所在地は岡山県津山市高野本郷、標高112メートルです。
開業時からの駅舎です。
事務所部分の窓は塞がれていました。
智頭方向です。1997年に無人化と交換設備の撤去が行われましたが、ホームも線路も残っています。津山からの列車は平日は美作加茂止まりを含めて9本、休日は7本の運転でした。
津山に向かう列車は平日8本、休日6本の運転です。因美線は起点が鳥取なので、正式にはこちらが下り方向です。
みまさかスローライフ列車運転に合わせ、懐かしの昭和展として、古いテレビやミシン、洗濯機等が展示されていました。画面の左手には古い映画ポスターがありました。
良い感じの駅舎です。
2024年秋は11月10日(日)1往復だけの、みまさかスローライフ列車が近づいてきました。
キハ47ノスタルジー号です。
2016年に国鉄一般色で登場し、2020年に津山市の要望で国鉄急行色に変更されたそうです。昔走っていた”急行砂丘”の色という事でしょう。
列車が到着すると乗っていたお客さんが沢山ホームに降りてきます。寅さんと源吉がポーズをとってくれました。(寅さんは他にもいました。後からネットニュースを見ると4人の寅さんが乗っていたそうです。)
次の美作滝尾では30分以上の停車時間が取られていた様ですが、高野は5分程の停車時間でした。
お客さんが乗り込むと列車は出発して行きます。
再び構内は静かになりました。
すぐに展示物の撤収が始まりました。このみまさかスローライフ列車は上りが津山発11:50那岐着14:33そのまま普通列車として那岐発14:35智頭着14:47で運行後、折り返し智頭発14:54那岐着15:08の普通列車となり、那岐発15:10発の下りみまさかスローライフ列車として16:35津山着で運転されました。
福渡(ふくわたり)駅、所在地は岡山市北区建部町福渡、標高は海抜66メートルです。
この日は宿泊予定の津山に思ったより早く到着したので、ホテルに車を停めて、津山駅からビール片手に列車にちょい乗りする事にしました。最初は津山から建部まで列車に乗って、そこから福渡まで1駅3.3km歩く事を考えたのですが、道路と線路が離れている場所が多く、何か今ひとつな気がしたので福渡で降りてみました。(福渡も建部も津山からの運賃は同額でした。)
岡山行きが出発して行きます。
3番線はレールが光っていて現役の様です。
上りは9時台の岡山行き、下りは5時台の津山行きが当駅始発ですが、当駅終点の列車の設定はなさそうです。どういう運用になっているか見当がつきませんでした。
下り津山行きホームに駅舎があります。
上り岡山方面は1・2・3番線にそれぞれ出発信号機がありましたが、下り津山方面は1・3番線のみ出発信号機があります。
いつも参考にさせていただいている、”さいきの駅舎訪問”HPを拝見すると、駅は1898年開業。駅舎は1909年に改築されたものだそうです。
跨線橋外側には壁が有りますが、内側は骨組みだけのスケルトンタイプでした。寄棟作りの駅舎が良い感じです。
下りホーム岡山方には保線車両用の側線と上屋があります。
鉄パイプ製ラッチがあります。
下りホーム津山方にトイレがありました。
駅の標高は海抜66メートルです。
日曜日だからでしょうか、駅近くの商店はどこもやっていませんでした。
角にあるタクシー会社です。
そろそろ駅に戻りますが、時間的にまだもう1駅位行ってみる事が出来そうです。津山に戻りながら25年位前に一度訪れた事がある亀甲駅に行く事にしました。
先に上り岡山行きが来ます。
2両目はキハ40でした。
無人駅ですが、構内放送がずっと瀬戸大橋線の運行情報を流しています。
間もなく津山行きが到着しました。これに乗って亀甲まで行きます。