ラベル 因美線 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 因美線 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年8月26日火曜日

知和駅(因美線)

 知和(ちわ)駅、所在地は岡山県津山市加茂町小渕、標高265メートルです。ちなみに山陰本線には和知(わち)駅がありました。調べている途中でどちらが正しい名前だったか分からなくなります。

駅舎の周囲には大きな桜の木が数本ありました。

1931年因美南線美作河井-美作加茂延伸時の開業です。基本的な作りは美作河井の駅舎と同型に見えます。

すっかり枯れた感じですが、素晴らしい駅舎です。待合室側妻面の窓は以前アルミサッシだったものが木製窓枠に復元された様です。

美作加茂・津山方向です。

美作河井・智頭方向です。

1970年に無人化されてから50年以上経ってもオリジナルのままの駅舎です。出札口はほぼオリジナル保存されている様です。

待合室風景です。1日の乗車人員は過去15年以上、一桁です。数年前まで智頭方面行きの知和駅発初列車が昼の12時過ぎだった時代があるそうですが、今は朝の快速が普通列車に変更されて7時台になりました。

改札の木製ラッチがあります。

 

自転車置き場です。


2025年8月21日木曜日

美作加茂駅(因美線)

 美作加茂(みまさかかも)駅、所在地は岡山県津山市加茂町桑原、1928年に開業しました。現駅舎は2003年に建てられたそうです。


知和・智頭方向を見たところです。ここまで津山からは17.6キロメートル、約30分です。

三浦・津山方向です。時刻表を調べると早朝と夜に各1往復、津山から来て当駅で折り返す区間列車がありました。

駅西側には農地が広がり、約300メートル先には加茂川が流れています。

駅舎脇に貨物側線跡が残っていました。

2025年8月20日水曜日

美作滝尾駅(因美線)

 美作滝尾(みまさかたきお)駅、所在地は岡山市津山市堀坂、海抜155メートルです。

因美線東側と並行する岡山・鳥取県道8号津山智頭八東線から西側200メートル程先に美作滝尾駅が見えました。

この日は秋のみまさかスローライフ列車運転日でした。沿線では多くのカメラマンが列車の到着を待っています。

駅前は列車の運転に合わせたお祭りで賑わっており、中高年バンドが楽しそうにグループサウンズを演奏していました。

きれいに維持された有名な駅舎です。1970年に無人化されました。1995年公開の寅さん映画のロケ地で、記念写真用の顔はめ看板が立っています。顔はめ看板は今でも日本中で見かけますが、発祥はアメリカだとか。今ではデジタル顔はめ看板もあるそうです。

美作加茂方向です。

ホーム跡は残っていませんが、線路のカーブに交換設備の痕跡が見られます。

1928年開業時からの駅舎です。

2008年、登録有形文化財に登録されました。


2025年8月19日火曜日

高野ー美作滝尾(因美線)加茂川橋梁 

 美作滝尾から200メートル程、高野(津山)寄りにある加茂川橋梁です。


本日2本目の下り列車が来ました。1本目と3本目とは、共に3時間半以上間隔が開いています。

キハ120単行でした。

間もなく美作滝尾駅に到着するのでかなり減速しています。

橋を渡り終えました。

因美線のこの区間は1日6往復の列車ですが、この日はそれに加えて”みまさかスローライフ列車”がこの後運転されます。

2025年8月18日月曜日

高野駅(因美線)みまさかスローライフ列車

 因美線高野(たかの)駅です。1928年開業、所在地は岡山県津山市高野本郷、標高112メートルです。

開業時からの駅舎です。

事務所部分の窓は塞がれていました。

智頭方向です。1997年に無人化と交換設備の撤去が行われましたが、ホームも線路も残っています。津山からの列車は平日は美作加茂止まりを含めて9本、休日は7本の運転でした。

津山に向かう列車は平日8本、休日6本の運転です。因美線は起点が鳥取なので、正式にはこちらが下り方向です。

みまさかスローライフ列車運転に合わせ、懐かしの昭和展として、古いテレビやミシン、洗濯機等が展示されていました。画面の左手には古い映画ポスターがありました。

良い感じの駅舎です。

2024年秋は11月10日(日)1往復だけの、みまさかスローライフ列車が近づいてきました。

キハ47ノスタルジー号です。

2016年に国鉄一般色で登場し、2020年に津山市の要望で国鉄急行色に変更されたそうです。昔走っていた”急行砂丘”の色という事でしょう。

列車が到着すると乗っていたお客さんが沢山ホームに降りてきます。寅さんと源吉がポーズをとってくれました。(寅さんは他にもいました。後からネットニュースを見ると4人の寅さんが乗っていたそうです。)

次の美作滝尾では30分以上の停車時間が取られていた様ですが、高野は5分程の停車時間でした。

お客さんが乗り込むと列車は出発して行きます。

再び構内は静かになりました。

すぐに展示物の撤収が始まりました。このみまさかスローライフ列車は上りが津山発11:50那岐着14:33そのまま普通列車として那岐発14:35智頭着14:47で運行後、折り返し智頭発14:54那岐着15:08の普通列車となり、那岐発15:10発の下りみまさかスローライフ列車として16:35津山着で運転されました。


2025年8月17日日曜日

東津山駅(姫新線・因美線)

 東津山(ひがしつやま)駅、所在地は岡山県津山市川崎、標高91メートルです。開業以来の駅舎ですが、さいきの駅舎訪問によれば、左半分は2000年頃に減築されたそうです。

姫新線の駅でここから因美線が分岐しますが、因美線の列車はすべて津山まで乗り入れます。

津山方向です。700メートル程先で吉井川を渡ります。

2面3線の駅ですが、旅客用には1・2番線のみ使われ、3番線は保線車両が使う様です。

かつては住友大阪セメントの包装所への側線があったそうです。

まっすぐ行くのが因美線、右に分岐するのが姫新線です。因美線津山ー美作加茂が1928年に開業したのに対して、姫新線前身の姫津西線東津山ー美作江見間開業は1934年でした。