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2025年2月10日月曜日

御所駅(和歌山線)

 御所(ごせ)駅です。和歌山線起点の王寺駅から7駅目17.6km、桜井線が分岐する高田駅から2駅目6.1kmです。

1896年南和鉄道(のちに関西鉄道が承継)が開業して以来の駅舎です。2026年には築130年になります。

駅舎左手のトイレです。

御所市は奈良県で一番人口の少ない市だそうです。御所の名前の由来については諸説ある様です。

駅から正面を見たところです。駅の標高は91メートルです。

出札口です。

この日は日中の集中保守工事で、9:30頃から14:30頃まで高田-五条間で列車が運休していました。

2番線上りホームの跨線橋手前に簡易改札口があります。

そこからだと近鉄御所駅までは約150メートルです。

五条方です。上り2番ホームは少し高田寄りにずれています。

きれいに整備されていてとても130年近く前の駅舎には見えません。

こちら側の妻は壁が白く塗られていました。

和歌山線の電車は朝夕を除き、日中は概ね1時間当り1本の運転です。


2025年1月26日日曜日

島ケ原駅(関西本線)

 島ケ原(しまがはら)駅です。関西本線非電化区間の亀山から7駅目41.9km、加茂からは4駅目19.1kmです。

住所は伊賀市島ケ原です。

さいきの駅舎訪問様のHPを拝見すると、一時期、駅舎外壁はトタン張りだった様ですが、今はきれいな板張りに改装されています。

ホームは対向2面2線、かつては中線があった様です。

線路は南西から北東に走っています。

関西本線は標高309メートルの加太峠を頂点に徐々に下ってきており、島ケ原駅の標高は125メートルです。伊賀上野駅と島ケ原駅の間から木津駅に向かっては木津川と近付いたり離れたりしながらすすみます。

上りホームの待合室です。

開業時からの建物でしょうか。

駅から2kmのやぶっちゃの湯はキャンプやBBQも出来て人気だそうです。

景色の良い関西本線非電化区間は観光列車を走らせたら良いのに、といつも思っています。


2023年11月17日金曜日

下泉駅(大井川鐵道大井川本線)

 下泉(しもいずみ)駅、金谷起点27.4キロメートルです。地理院地図で調べると標高は213メートルでした。駅前の丸ポストの色がオレンジでなくて赤なのが、建物の古さと相まって良い感じです。

1面2線の交換駅で、駅舎側に保線車両用の側線が1本あります。駅の裏手は川根本町の町営野球場です。

本屋は1931年の開業時からの建物と思われます。

SLかわね路号は下り列車のみ停車するそうです。

家山・金谷方には大井川の支流・下泉河内川を渡る鉄橋があり、その先には横郷セド山の裾を抜ける横郷トンネルがあります。

千頭方にもトンネルがありますが、こちらは名前が分かりませんでした。

2010年に無人化され、2019年の乗車人員は1日わずか20人だそうです。

入り口の駅名標です。

手前の建物は塗りつぶされた看板の文字がうっすら読めますが、おにぎりやお寿司の売店だった様です。

すばらしい駅舎でした。


2020年3月30日月曜日

猪谷駅(高山本線)

猪谷(いのたに)駅です。マピオン地図によれば標高218mでした。富山県、そして富山市最南端の駅です。

高山線の上り列車で笹津を過ぎ、神通川のダムを渡ると、高山線は山間部に入って行きます。

辺りが雪景色になって来ました。

猪谷駅に到着しました。ワイドビューひだ号名古屋行きです。

ここから高山まで50分、美濃太田まで約2時間40分、そして名古屋までは約3時間25分かかります。

生憎の雪ですが、素晴らしい駅舎を見に来る事が出来ました。

このホームの向こう側から発着していた神岡鉄道が廃止されたのは2006年の事です。

その昔は貨物輸送で賑わったであろう広い構内です。

素敵な木造駅舎です。

駅前にあるのは”猪谷郵便局”でなくて、”細入郵便局”でした。2005年に平成の大合併で富山市に編入されるまでは、この辺りは細入村だったそうです。

駅前の道路は国道41号線に向かって下り坂になっています。

駅舎の向こう側には神岡方面に向かう濃飛バスが停まっていました。

駅から坂道を降りた国道41号線にある猪谷交差点です。

交差点の富山方には、あまり何もありませんでした。

駅方向を振り返って見たところです。

坂の途中に酒屋さんがありました。

駅入口脇の”たばこ”の看板は売店があった名残でしょうか。

再びホームから見た、良い感じの駅舎です。欲を言えば、良く晴れた日に来たかった気もしますが、雪が舞うこの姿も、この時にしか見られない素敵な風景でした。

駅前の郵便局に並ぶ建物です。

こちらは鉱山の職員住宅だった様です。構内を跨ぐ樋状の建造物は単純にただの水路の様です。

地図で見ると正面に見えるのは御鷹山です。

先程からずっと1番線ホームにキハ120の2両編成が停まっています。次の富山行きになるのだと思っていました。

高山方からJR東海のキハ25が到着しましたが、意外にも停車中のキハ120と同じ1番線ホームに縦列停車しました。

乗換の便を図っているのかと思ったら、お客さんは皆、駅舎寄りのホーム屋根の方にいます。

すると別のキハ120x2両編成が反対側の2番線ホームに到着しました。

たった今、2番線に到着したキハ120x2両編成が次の富山行きでした。

JR東海のキハ25は高山までしか行かない様です。