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2025年10月23日木曜日

若桜駅(若桜鉄道)

若桜(わかさ)駅です。子供の頃に愛読していた河田耕一氏のシーナリーガイド(機芸出版社)。実家で捨てられてしまった様ですが、50年近く経ってからそこに掲載されていた、実物を初めて見る事が出来ました。

構内にはC12167が停まっており、テントが張られています。2024年11月10日、この日は若桜鉄道感謝祭で構内入場無料でした。

駅舎とディーゼルカーです。

DD16 7、2012年に鉄道総研から譲渡され、動態保存されています。2027年から保存されている12系客車を牽いて土休日に観光列車を運転する計画が進んでいるそうです。

給水塔の脇に佇むC12です。こちらは圧縮空気で構内を動く事が出来る様です。

1930年製のターンテーブル、登録有形文化財です。

12系客車です。現状は塗装がちょっと傷んでいますが、観光列車運転前にきれいに修復される事でしょう。

ローカル線の終着駅らしい、素晴らしい構内です。


駅出入口から正面を見たところです。

1930年開業、開業時からの駅舎です。所在地は鳥取県八頭郡若桜町、標高212メートル、鳥取県最東端の駅だそうです。

近くの若桜郵便局です。

2025年9月18日木曜日

那岐駅(因美線)

 那岐(なぎ)駅です。所在地は鳥取県八東郡智頭町大字大背字中河原、1932年(昭和7年)智頭ー美作河井間延伸時に開業しました。

開業時からの駅舎です。標高297メートルでした。

駅前です。100メートル行かないところを土師川が流れています。

駅の中には地元の皆さんが集まって大鍋が置いてありました。駅入口に停まっていた軽自動車はその準備の為だった様です。この日は2024年秋のみまさかスローライフ列車運転日でした。

プラットホームには階段を登って行きます。

ホームに出ました。

ホームから駅舎と駅前を見下ろしたところです。

智頭方向です。那岐始発鳥取行きの列車が朝に1本あります。2022年に朝に1本あった智頭発那岐行きの列車が廃止になったそうなので、回送に切り替えられたのではないかと思います。

美作河井方向です。19時台に走っている津山行き快速列車は那岐を出ると、次の停車駅は美作加茂です。

物置(元便所?)です。

駅舎の赤い瓦屋根が良い感じです。この辺りは結構な豪雪地帯だそうです。

側線がありました。貨物扱いは1962年に廃止されています。


2025年9月4日木曜日

美作河井駅(因美線)

 美作河井(みまさかかわい)駅、因美線はここから東津山までが岡山県になります。所在地は岡山県美作加茂市山下です。

駅は県道6号線から加茂川を渡った、少し高い位置にあります。駅に向かう道路は、みまさかスローライフ列車の運転に伴って通行止めになっていました。

加茂川上流側です。この辺り、加茂川と因美線の向きはほぼ東西です。

道なりに右に曲がって駅への坂道を上ります。

加茂川と対岸を見たところです。

駅舎が見えてきました。標高331メー

トルです。

いつか訪れたいと思っていた、美作河合駅です。1931年(昭和6年)の美作加茂ー当駅間延伸時に終着駅として開業しました。翌1932年には智頭まで開通しています。

駅前バス停です。1975年の中鉄バスの路線廃止後、阿波(あば)村営バス、津山市営阿波バスと変わり、2024年10月から8人乗りバンかタクシーを使用したAIデマンド交通”のるイコつやま”に置き換えられたそうです。

出札窓口周りは現役時代のままかも知れません。

1970年に駅員無配置化されましたが、列車交換設備は1997年まで残されていたそうです。

ホーム側出入口です。

もう少し奥側です。

更に奥の倉庫部分です。

みまさかスローライフ列車歓迎準備の資材置き場になっていました。

ドラム缶の釜があります。

下りみまさかスローライフ列車の停車時間は18分間でした。

駅は海抜331メートルです。

鉄道開通70周年記念碑です。

出入口の車寄せの屋根は、以前は知和駅同様の平面的なものだった様です。

駅舎横の便所です。こちらも1931年の開業時からのものです。

ホームから駅舎を見たところです。きれいに手入れされています。

那岐方向です。

側線では子供が軌道自転車に乗れる様になっていました。

プラットホームと待合室です。

2006年、周囲の樹木を伐採した際に土中に埋まっているのが発見され、翌年掘り起こされたという転車台は見ていません...(以前何かで見た気がするのですが、全く頭に入っていませんでした)。


2025年8月26日火曜日

知和駅(因美線)

 知和(ちわ)駅、所在地は岡山県津山市加茂町小渕、標高265メートルです。ちなみに山陰本線には和知(わち)駅がありました。調べている途中でどちらが正しい名前だったか分からなくなります。

駅舎の周囲には大きな桜の木が数本ありました。

1931年因美南線美作河井-美作加茂延伸時の開業です。基本的な作りは美作河井の駅舎と同型に見えます。

すっかり枯れた感じですが、素晴らしい駅舎です。待合室側妻面の窓は以前アルミサッシだったものが木製窓枠に復元された様です。

美作加茂・津山方向です。

美作河井・智頭方向です。

1970年に無人化されてから50年以上経ってもオリジナルのままの駅舎です。出札口はほぼオリジナル保存されている様です。

待合室風景です。1日の乗車人員は過去15年以上、一桁です。数年前まで智頭方面行きの知和駅発初列車が昼の12時過ぎだった時代があるそうですが、今は朝の快速が普通列車に変更されて7時台になりました。

改札の木製ラッチがあります。

 

自転車置き場です。