ラベル なつかしの旧駅舎 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル なつかしの旧駅舎 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年5月21日日曜日

田園調布駅(東急東横線・目黒線)復元駅舎

 田園調布駅です。こちらの洋館風駅舎は1990年に解体されましたが、1996年に地下化された駅の改良工事が完了した2000年に復元されました。東京急行と書かれた駅名標が付いています。

放射線状に道路が広がる駅の西側は都内でも有数の高級住宅街だそうです。

駅舎を横から見たところです。

恰好の良い交番があります。

駅の上にある商業施設、東急スクエアガーデンサイトです。

東側には銀行や商店街があります。

駅舎を東側から見たところです。

駅入り口はこの一箇所だけです。


2023年3月31日金曜日

峠下駅(留萌本線)

 峠下(とうげした)駅です。1910年深川-留萌間開業時に最初に開業した駅ですが、今日2023年3月31日で112年余りの役割を終えました。

下り留萌行きディーゼルカーです。ひとつ深川寄りの恵比島駅と峠下駅の間が峠になります。標高77メートルの恵比島駅から峠を登り始め、ピークは恵比寿トンネル手前で標高90メートル、その後、2本目の峠下トンネル辺りで標高約70メートルになり、更に留萌川沿いに下って来た峠下駅は標高34メートルになります。

留萌本線は昔、乗降場だった北秩父別と真布以外はすべての駅に交換設備がありましたが、今では峠下駅が唯一の交換駅です。

2015年以降の乗車人員は”1人以下”となっており、実質的には早朝に1回、夕方から夜にかけて3回行われる列車交換用の「信号所」の役割です。深川-峠下間の所要時間は約30分、峠下-留萌間は約25分でした。

駅の長い有効長に、かつて恵比島から分岐していた留萌鉄道から留萌港へ向かう運炭列車が活躍していた頃の活況が感じられます。


閉塞扱いの駅員配置がなくなり完全無人化されたのは1998年ですが、駅務室はその後も保線用の詰所として使われていたそうです。

駅舎脇には、いい感じに枯れた木造の倉庫がありました。

駅前周辺には人家は一切ありません。残念ながらこの後、太陽が雲に隠れてしまいました。

駅前を通る北海道道549号線です。駅を出て左手は恵比島を経て沼田町まで続いています。

右手は300メートル程行くと国道233号線に突き当たって終点となりますので、その辺りまで歩いてゆきました。

踏切がありました。航空写真を見ると、このしばらく先に1-2軒の民家と畑がある様です。

留萌川の下流側です。留萌本線の橋桁が見えます。

上流側です。

駅に戻りました。駅舎内には「自由にお取りください」と、かわいいクマの駅スタンプを押したメモ用紙が置いてあります。

木造駅舎のある交換駅がいい感じですが、晴れていたらもっと素晴らしかったと思います。時折薄日が差しそうになるものの、太陽は雲に隠れたままでした。

遠くにある上り線の出発信号機が緑になっています。間もなく列車が来る時間です。

深川行きのディーゼルカーが来ました。ここまで乗って来た下り列車の折り返しでした。

2023年3月31日の廃止後、駅は立入禁止になっていましたが、2024年4月1日、冬場の大雪の重みに耐えられず倒壊しているのが見つかったそうです。

2022年11月17日木曜日

四ツ倉駅(常磐線)旧駅舎

 四ツ倉(よつくら)駅旧駅舎です。海抜3.9メートルです。

上りいわき行き普通列車です。

平屋の駅舎と跨線橋の組み合わせが良い感じです。

駅正面の立木と停まっているタクシーが良い感じです。

駅前タクシー会社がありました。

軽く一回り歩いてみます。

良い感じに枯れた木造家屋がありました。

新駅舎工事が大分進んでいました。

改築工事は始まっていましたが、なんとか旧駅舎が健在なうちに間に合いました。

いわき方向です。いまは対向式ホーム2面2線の駅です。

画像検索すると昔、セメント工場があって構内を古典蒸気が入換をしている素晴らしい風景を拝見する事が出来ました。

上り特急ひたち号です。

新しい駅舎とホーム上屋は木造でした。

こちらの素敵な駅舎とはまもなくお別れです。


2022年5月10日火曜日

春日部駅(東武伊勢崎線・東武野田線)

 春日部駅東口です。高架化工事が始まってまもない頃ですが、駅舎に向かって右手にあったヴィドフランスとデイリーヤマザキが入っていた2階建てのビルが撤去されていました。

1番線に到着する半蔵門線・東急田園都市線直通上り電車です。

下り3・4番線の久喜駅寄りには木造の待合室がありました。

ホームのない中線(2番線)があったり、古レール組みの跨線橋があったりして、昔からの駅らしい駅です。

野田線ホーム側です。ホーム脇の側線が5番線。6番線はおそらく撤去されていて、野田線のホームは7・8番線です。2031年完成予定の高架化が完成すると4面8線の駅に生まれ変わるそうです。


木造のホーム上屋が健在です。

ホーム側から見ると駅舎はなかなかクラシカルな雰囲気です。

1番線ホームの浅草寄りには信号所(春日部駅信号扱所)があります。

野田線ホームの柏方には引き上げ線があって8000系が休んでいました。

1番線に浅草行き上りリバティが到着しました。

前からはゲンコツに見えるスタイルですが、なかなか優れた電車だそうです。一度乗ってみたいと思います。

東口ですが、地図で見ると北口っぽい方向です。クレヨンしんちゃんは平成16年(2004年)に春日部市で特別市民登録されているそうです。

東口駅前ロータリーと朝日バスです。

駅入口はなんとなく西武線の元加治駅みたいな雰囲気ですが、元々はなかなか素敵な駅舎だった様です。

入場券を購入して再び駅に入ると3番線に特急りょうもう号が到着しました。

跨線橋から保線用の側線(おそらく元貨物側線)を見たところです。

越谷・柏方向を見たところです。

西口に出ました。割と簡素な造りです。

西口ロータリーです。

西口交番です。

こちらもクレヨンしんちゃんが大活躍です。

鉄道高架化によって更に大発展しそうな春日部駅でした。

西口も朝日バスのテリトリーの様です。