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2025年3月23日日曜日

入山瀬駅(身延線)

 身延線で富士駅から3駅目、入山瀬(いりやませ)駅です。富士からの所要時間は8~10分です。

下り甲府行き電車です。日中、西富士宮までは1時間当り2本の電車がありますが、甲府行きは極端に本数が少なく、2時間に1本になります。

富士から富士宮までは複線区間です。海抜12メートルの富士駅に対して、5.6km先の入山瀬駅は海抜44メートル、11.9km先の西富士宮駅は124メートルまで登っています。

1面2線の駅です。

現在の駅舎は1948年に建てられたものだそうです。

ホームと駅舎は無蓋の支間が短い跨線橋で結ばれています。

富士駅方向ですが、真っすぐ行った先は吉原駅と東田子の浦駅の間位になります。

入山瀬駅の貨物取扱いが廃止された1972はちょうどED17が廃車となった年だそうです。

こ線橋から駅前ロータリーを見たところです。

駅前を通る道は松風通り。正面にJAの事務所があります。

駅前にひと気はすくないですが、タクシーが待機しています。コロナ前、2019年の1日の乗車人員は1000人弱でした。

この時、最初は西富士宮駅に行ってみようと思ったのですが、Wikipediaやさいきの駅舎訪問HPを見て入山瀬駅に昔ながらの駅舎が残されている事に気付き、行先変更しました。

屋根の勾配が浅いタイプの木造(鉄筋?)駅舎です。

跨線橋から駅北側を見たところです。松風通りの向こうに辛うじて富士山の山頂が見えます。

駅北側には自動車教習所がありました。

駅からすぐ近くの大きな木の向こう側に入山瀬デゴイチ公園があって、D51943とオハ35441が保存されています。

富士行き上り電車がやって来ました。


2025年3月22日土曜日

京終駅(桜井線)

 京終(きょうばて)駅です。奈良駅から1駅目1.9kmです。1898年築の駅舎が2017年にJR西日本から奈良市へ無償譲渡され、2019年にかけて復元工事が行われたそうです。

奈良行きの上り電車で到着しました。

駅本屋は下りホーム側にあります。駅の標高は82メートルでした。

上りホームの外側には側線が残っています。

貨物扱いは1977年に廃止されていましたが、保線用に使われているのかも知れません。

帯解・天理に向かって側線が伸びていますが、本線とのポイントは切られています。

上りホームから駅舎には地下通路を通って行きます。

下りホーム上屋は無償譲渡・復元の対象ではなかったのかも知れません。

駅本屋側から見た上りホーム上屋です。

改札口です。

ホーム上屋と駅舎の繋ぎ部分です。

奈良方面に回送電車が通過して行きました。

難読駅として知られている京終駅ですが、改札口内側に掲げられていたのは古い駅名標でしょうか。

こういう金具が今もあるのはちょっと驚きでした。

壁や天井、ベンチ等全て無垢の桧を使用されていると木材納入業者のHPに案内されています。

奈良市の歴史的風致形成建造物プレートが取り付けられていました。

このまま年数を経るにつれて風格が出てくるのでしょう。

駅右手のトイレです。

素晴らしい復元駅舎でした。

左手に保線車両上屋がありました。

下り王寺行き電車が来ました。


2025年3月12日水曜日

掖上駅(和歌山線)

 和歌山線の起点王寺から9駅目20.9km、桜井線の分岐駅高田から4駅目の掖上(わきがみ)駅です。

1896年南和鉄道の駅として開業。1904年に関西鉄道に承継され、1907年に国有化されました。開業当初は掖上駅でしたが、1903年に壺阪駅と改称、1940年に再び掖上駅になったそうです。

かつては屋根のない跨線橋がありましたが、2020年に上りホームにバリアフリーの簡易駅舎が出来て跨線橋は撤去されたそうです。

王寺行き上り電車が来ました。

地図で見ると遠くの山は二上山の様です。

王寺行きが出発して行きました。

掖上駅から上り方向は北西を向いています。

壁は張り替えられていますが、良い感じの駅舎です。

現在の駅舎は1929年に改築された建物だそうです。

駅正面です。

右手を見たところです。上りホーム入り口にはこの先の踏切を渡ります。

南西の空です。