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2025年4月12日土曜日

吉野口駅(和歌山線・近鉄吉野線)

 吉野口(よしのぐち)駅です。JR西日本が管轄している近鉄との共同使用駅です。

1896年開業時からの駅舎です。駅の標高は109メートルでした。

横の自転車置き場のところに新しいトイレがありました。

駅舎側の1・2番線は近鉄のホームです。吉野方向を見たところです。

橿原神宮前方向です。吉野線は狭軌で特急・急行は南大阪線に直通しています。

近鉄ホームも駅名標はJR西日本仕様ですが、近鉄の駅ナンバーが表示されていました。

2・3番線ホーム、4・5番線ホームには地下通路を通って行きます。

2・3番線から駅本屋を見たところです。2018年までこのホーム上の売店で、奈良県内では唯一の駅弁販売が行われていたそうです。

和歌山線下り3番線から上り4・5番線ホームを見たところです。その昔は京都-白浜間と名古屋-新宮間の急行しらはまが和歌山線内を走っていました。

五条・橋本方向です。

駅の裏手には採石場がありました。

2番線の吉野寄りには入換信号機と留置線があり、1番線側には保線用の側線がありました。

吉野線上りの黒い観光電車が来ました。

よく見たら濃紺でした。2016年登場の16200系「青い交響曲(シンフォニー)」です。通勤型電車を大改造し、1・3号車は2+1列シートの座席車、2号車はラウンジ車の豪華特急電車です。

大阪阿倍野橋まで吉野から77~79分、吉野口からは51~52分の所要時間です。

和歌山線は6時台3本、7~9時台毎時2本、それ以外は毎時1本と列車本数が少ないのに比べて、吉野線は特急・急行列車を含めて7時台と16時台は毎時4本、それ以外も毎時3本走っており、かなり差があります(いずれも上り列車)。

駅前の商店はもう営業していない様です。

古い建物を飲食店に改装中です。

奈良県内の地理や鉄道路線は不慣れなのですが、後からネット上でじっくり振り返りながら調べてみると、なかなか興味深い山間の乗り換え駅でした。


2025年2月9日日曜日

近鉄御所駅(近鉄御所線)

 近鉄御所線の終点、近鉄御所(きんてつごせ)駅です。

葛城山への入り口として、葛城山ロープウェイの駅まで定期バスが走っているそうです。葛城山の初日の出を見る登山客の為に年々本数時間帯は削減されているものの、終夜運転が行われているそうです。

駅前ロータリーです。葛城ロープウェイ前行きのバスは2時間に1本。春秋は季節運行便があって概ね1時間毎に運転されています。

利用者は年々減少しており、2023年調査日(11月5日火曜日)の乗降人数は2585人だそうです。

南大阪線直通古市行きの電車が丁度出発するところでした。古市行きは昼前のこの1本と20時台の1本だけです。

改札に入ってから振り返ったところです。自動改札がありますが無人駅です。

ホームは2本あります。構内踏切を渡った先の2番線は1日一度、15時台に1本だけ使用するそうです。

終端側です。後から気づいたのですが、御所線は南大阪線系の狭軌路線でした。

1日2本の古市行き以外はすべて尺土行きです。御所線の起点です。

写真では分かりづらいですが、遠くにJR和歌山線の踏切が見えます。近鉄御所線とJR和歌山線の線路は直線距離で150メートルも離れていません。

御所線終端部です。

かつては五条方面への延伸計画があったそうです。