武蔵大和のカーブに久しぶりに来ました。
多摩湖駅から狭山丘陵の東南端に近い尾根を越えて来た上り電車は、武蔵大和駅を出ると左に大きくカーブしながら20‰の勾配を下ってきます。
そしてこの後は萩山までほぼ一直線に進んで行きます。
カーブが終わった地点から次の八坂駅の手前までは有効長が1.7kmある、ほぼ複線区間の回田信号所です。
信号所途中で上り電車とすれ違った下り電車がすぐにやって来ました。
多摩湖鉄道の建設当時は予定線だった西武箱根ヶ崎線との交差部分の調整に時間がかかり、当初はこの辺りに村山貯水池仮駅を作って開業したそうです。
普段は9000系4両編成ですが、平日の朝には各停西武新宿行き、休日の午前と夕方には行楽用の急行列車、そしてその送り込み、引き上げの各停が8両編成で走ります。
多摩湖線には黄色の他に赤と青の9000系が1本ずつ走っていますが、この日は3色共、運用に入っていました。
武蔵大和駅すぐ横の箱根ヶ崎架道橋です。