2019年5月5日日曜日

南都留郡富士河口湖町 西湖いやしの里 根場

西湖いやしの里根場(ねんば)に行きました。

向かっている途中から大雨になりましたが、せっかく来たので雨の中、見て歩く事にしました。

入場料を払って入りますが雨が強く人影は僅かです。

兜造りの茅葺屋根民家が20棟余り復元されています。

カメラに水滴が着くし、靴も濡れて来ましたが、素晴らしい建物が並びます。

今から50年以上前に台風被害で失われた集落跡に作られたそうです。


少し明るくなってきました。

でもまだまだ雨は降り続きます。

水車がありました。

雨の中でもとても素晴らしい場所でした。

河口湖駅から西湖周遊バスを使うとちょうど1時間位かかる様です。

それからしばらくすると雨が上がったので、2周目です。

建築技術が伝承されて立派な観光施設が作られています。

ところどころに植えられた枝垂桜の花が良い感じです。

手前は瓢箪棚でしょうか。天気の良い日は正面に富士山が見える様です。

鯉のぼりが飾られていました。

雹混じりの冷たい雨から一転、日が射してくると家々の屋根から一斉に水蒸気が立ち上ります。

生憎の雨だったのが、このタイミングでしか見られない素晴らしい光景になりました。

Wikipediaによると、こちらは妻側でなく平側を切り上げた”平兜造り”という様です。

こちらは昭和41年の台風被害を逃れた、国登録有形文化財の旧渡辺家住宅です。

案内板です。

手前の犬小屋も兜造りになっています!

井戸の手押しポンプ等、小道具も揃っています。

誰が思いついたのか、素晴らし施設でした。富士河口湖町の合併を記念して2006年に開業し、その後リニューアルされながら今に至るそうです。

東南アジア、欧州等、世界各国からの観光客の皆さんも来ていました。本当に素晴らしい場所でした。