西湖いやしの里根場(ねんば)に行きました。
向かっている途中から大雨になりましたが、せっかく来たので雨の中、見て歩く事にしました。
入場料を払って入りますが雨が強く人影は僅かです。
兜造りの茅葺屋根民家が20棟余り復元されています。
カメラに水滴が着くし、靴も濡れて来ましたが、素晴らしい建物が並びます。
今から50年以上前に台風被害で失われた集落跡に作られたそうです。
少し明るくなってきました。
でもまだまだ雨は降り続きます。
水車がありました。
雨の中でもとても素晴らしい場所でした。
河口湖駅から西湖周遊バスを使うとちょうど1時間位かかる様です。
それからしばらくすると雨が上がったので、2周目です。
建築技術が伝承されて立派な観光施設が作られています。
ところどころに植えられた枝垂桜の花が良い感じです。
手前は瓢箪棚でしょうか。天気の良い日は正面に富士山が見える様です。
鯉のぼりが飾られていました。
雹混じりの冷たい雨から一転、日が射してくると家々の屋根から一斉に水蒸気が立ち上ります。
生憎の雨だったのが、このタイミングでしか見られない素晴らしい光景になりました。
Wikipediaによると、こちらは妻側でなく平側を切り上げた”平兜造り”という様です。
こちらは昭和41年の台風被害を逃れた、国登録有形文化財の旧渡辺家住宅です。
案内板です。
手前の犬小屋も兜造りになっています!
井戸の手押しポンプ等、小道具も揃っています。
誰が思いついたのか、素晴らし施設でした。富士河口湖町の合併を記念して2006年に開業し、その後リニューアルされながら今に至るそうです。
東南アジア、欧州等、世界各国からの観光客の皆さんも来ていました。本当に素晴らしい場所でした。