折本(おりもと)駅です。素敵な木造駅舎が残っていました。見た感じは、元々同じ真岡線にある寺内駅の設計図を左右逆にして建てられた駅舎が、無人化の際に左手事務所部分を切り詰められて今の形態になった、という雰囲気です。
車寄せも木枠の窓も良い感じです。
改札ラッチはありませんが、ホーム側の入口もローカル線の駅らしい良い光景でした。
駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは構内踏切で結ばれています。その昔、1958年に撤去された交換設備が2001年に復活したそうです。下りホーム側は横を通る国道294号線側から直接入れそうです。
ホーム側から見てもなかなか良い感じの駅舎です。画像検索したところ、こちら側の駅名標は以前は青地に白文字だった様です。
上り下館方向です。
真岡方向です。地理院地図だと線路部分の標高は40メートルです。
やはり駅舎がちょっと短い気がしますが、良い風景です。
一旦駅から出て右側、下館方向を見たところです。
左側は公園になっていました。
一部屋根瓦が欠落して鉄板が貼ってありますが、いつまでも健在でいて欲しい駅舎です。
交換設備復活時に建てられた下りホームは鉄骨上に作られています。国道294号線の向こう側には大きな農業倉庫がありました。
上りホームから駅舎と下館方向を線路を見たところです。
上り下館行きディーゼルカーが来ました。