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2022年6月9日木曜日

横浜市電保存館 その1

 以前から一度行ってみようと思っていた横浜市電保存館です。帰ってきてからネットで調べて見ると、非常に詳しい解説やたくさんの貴重な画像を拝見する事が出来ました。

市電保存館入口にある”しでんほーる”です。

保存館のすぐ横は市営バス滝頭営業所です。

集合住宅の1階部分が保存館になっています。

500型 523号車 

1928年製。登場時の塗色を復元しているそうです。展示してある車両はさまざまな時期の塗装が再現されています。個人的には晩年のクリーム色に青帯の姿が好きです。(523号車のその姿はネット上で拝見する事が出来ました。)

車内も美しく整備されています。

単台車です。500型は1969年まで活躍したそうです。

1000型 1007号車

保存されている中で一番気に入った車両です。

1000型は1928年に製造され、1970年に廃車となったそうです。

車内も良い感じです。

台車です。軸箱に1000という文字が見えます。

1100型 1104号車

こちらも良い感じですが、オデコの”ワンマン表示器”がちょっと気になります。

1936年製で1972年の全廃まで使われたそうです。

車内です。

台車です。


2022年6月8日水曜日

横浜市電保存館 その2(完)

 1300型 1311号車

1947年製。1300型は軽くて機能も良く、ツーマンとしては最後まで活躍し、3系統が廃止された1971年に廃車となったそうです。水色は新車時のカラーだそうです。

室内の様子です。

こちらも軸箱に1300の文字が見えます。軸バネが随分小さくみえます。

1600型 1601号車

1957年に滝頭工場で製造されたそうです。
廃車は1970年でした。

ちょっと変わった台車です。軸梁式という様です。

1500型 1510号車

1951年製和製PCCカー。横浜市電全廃の1972年まで活躍したそうです。1150型に試験的にこの色に塗られた事があるものの、1500型がこの塗装になった事はないそうです。

車内の様子です。
こちらも軸梁式ですが、独特な形です。
無蓋貨車10

全廃時の花電車の装飾がそのまま残されている様です。

Oゲージレイアウトです。

現役時代の事は全く分かりませんが、今回、ネットを検索していろいろと知る事が出来ました。路線図です。結構広範囲に走っていた様です。

こちらは個人の方から寄贈されたOゲージ、吉村コレクションです。電車は先頭車だけなので、実際はもっと沢山の車両があるのでしょう。

横浜市電の模型も展示されていました。

これは入口付近の1007号車の模型です。実物を見てすっかり気に入ってしまったので、鉄コレの1007号車でも販売されていたら、間違いなく購入していたと思います。

建物の外に市電のポールが保存されていました。(まあ、ただの古い電柱ですが。)