2022年6月8日水曜日

横浜市電保存館 その2(完)

 1300型 1311号車

1947年製。1300型は軽くて機能も良く、ツーマンとしては最後まで活躍し、3系統が廃止された1971年に廃車となったそうです。水色は新車時のカラーだそうです。

室内の様子です。

こちらも軸箱に1300の文字が見えます。軸バネが随分小さくみえます。

1600型 1601号車

1957年に滝頭工場で製造されたそうです。
廃車は1970年でした。

ちょっと変わった台車です。軸梁式という様です。

1500型 1510号車

1951年製和製PCCカー。横浜市電全廃の1972年まで活躍したそうです。1150型に試験的にこの色に塗られた事があるものの、1500型がこの塗装になった事はないそうです。

車内の様子です。
こちらも軸梁式ですが、独特な形です。
無蓋貨車10

全廃時の花電車の装飾がそのまま残されている様です。

Oゲージレイアウトです。

現役時代の事は全く分かりませんが、今回、ネットを検索していろいろと知る事が出来ました。路線図です。結構広範囲に走っていた様です。

こちらは個人の方から寄贈されたOゲージ、吉村コレクションです。電車は先頭車だけなので、実際はもっと沢山の車両があるのでしょう。

横浜市電の模型も展示されていました。

これは入口付近の1007号車の模型です。実物を見てすっかり気に入ってしまったので、鉄コレの1007号車でも販売されていたら、間違いなく購入していたと思います。

建物の外に市電のポールが保存されていました。(まあ、ただの古い電柱ですが。)