2025年7月1日火曜日

美作江見駅(姫新線)

 美作江見(みまさかえみ)駅です。所在地は岡山県美作市河北、海抜107メートルです。


駅舎外壁は傷んだ部分を交換整備されている様です。

コンクリート製改札ラッチです。上下線ホームを結ぶ構内踏切は改札口から左側のホーム端にあります。

駅舎がある美作土居・上月方向の上りホームが2番線だそうです。

楢原・林野・津山方向の下りホームが1番線です。上下方向共に1・2番線双方に出発信号機があります。

構内には沢山の桜の木が植えられており、名所になっているそうです。

下りホームの待合室です。

1934年に津山方からの姫津西線の終着駅として開業。1936年に佐用と美作江見の間が開通して姫津線が全通。同年のうちに姫津線(姫路ー東津山)・因美線(東津山ー津山間)作備線(津山ー新見)間が姫新線となりました。(ちなみに元作備線支線だった津山ー津山口間は1944年に中国鉄道の国有化で津山線に編入されるまで姫新線だったそうです。)

開業時1934年築の駅舎です。

駅から真っ直ぐ50メートル程を横切るのは国道179号線です。

2025年6月30日月曜日

美作土居駅(姫新線)

 美作土居(みまさかどい)駅です。所在地は岡山県美作市土居。上月方に1.8km程進んだところに岡山県と兵庫県の県境があります。駅の標高は143メートルです。

駅舎は外壁も建物内もきれいに整備されていました。

美作江見・津山方向です。交換ホーム跡が残っていました。おそらく中線もあった様ですが、貨物輸送は1963年に廃止されていました。

上月・佐用方向です。午後の日差しに照らされた、色づき始めた山が良い感じです。

1日8本の下り列車は最終18時台の新見行き以外はすべて津山行き、上り列車はすべて佐用行きで1日7本です。駅舎増設部分はトイレの様です。

1936年の開業時からの建物です。

タイル張りの昔の駅名標が置いてありました。

古い駅舎にちょっとアンマッチな車寄せの三角の駅名標が付いています。レトロ趣味的には青地に白文字の四角いホーロー引き駅名標に交換したらとても雰囲気が良くなりそうです。

駅の近くは出雲街道土居宿跡だそうです。


2025年6月29日日曜日

上月駅(姫新線)

 上月(こうづき)駅、兵庫県最西端の駅です。1936年姫津線(現・姫新線)佐用駅 - 美作江見駅間延伸時に開業しました。1996年に建てられた現駅舎は”ふれあいの里上月特産物販売所”併設です。佐用・津山方向それぞれに上月発の列車があり、運転上重要な駅です。標高は87メートルでした。

津山方向を見たところです。津山方面への列車は9本で、18時台の列車は新見行き、20時台の最終津山行きは快速です。

佐用・姫路方向は、佐用行き・播磨新宮行き・姫路行き合わせて15本です。

駅前を流れる千種川水系佐用川支流の幕山川を渡ると、姫路から津山を経て鳥取の湯梨浜町に至る国道179号線に出ます。