湯谷温泉駅に降り立ったものの、帰りの電車まで1時間以上待っているのもつまらないので、三河槇原駅まで歩く事にしました。Google Mapの経路検索だと所要時間35分。ゆっくり歩いたら50分位で、三河槇原駅から次の上り列車に乗るのにちょうど良い時間です。
こちらの家には専用踏切があります。
遮断機の付いた小さな踏切ですが、この先は一体全体どこに行くのでしょうか。
飯田線と宇連川(うれがわ)に沿った道を進みます。地図を見ると国道151号線が宇連川の対岸を走っています。
こちらは狭い道が続きます。
枝垂桜もそろそろ終わりの様です。この辺りから先には民家はありません。
杉林の中でまた踏切を渡ります。
トンネルがあります。
遠くに宇連川を渡る橋があります。
辺りに民家はありません。
この踏切の先もどこに行くのでしょうか。
雨が降っていても、とても素晴らしい散歩コースです。
おそらくこの架線柱は鳳来寺鉄道開業からのものでしょう。
どうもここは軽トラ専用道の様で人が歩く道という感じではありません。
宇連川はダムの放流には気を付けた方が良いそうです。
対岸に小さな滝がありました。
こちらはまるで自然の盆栽です。
運動靴を拒む水たまりがあちらこちらにあります。
岩の上に数十トンはありそうな巨石が乗っています。
ようやく民家が見えてきました。カーブした鉄橋があります。
下り列車が来ました。
後追いの方が流れちゃっています。
この踏切を進むと宇連川を橋で渡ってしまうので、三河槇原駅に着かない事に気付き、引き返して上の方に見えるガードレールの道に向かいました。
少し戻って坂道を登って行きます。昔はこの線路を80系とか戦前型旧型国電が走っていたのでしょう。
駅に抜けるトンネルです。右手に望月街道の札が立っています。調べて見ると歩いてきた道はこの望月街道だった様です。豪商が明治時代に私財を投じて作ったもので、道路の無かった槇原地区のこの岩山にトンネルを掘る難工事は9年間かかったそうです。
素掘りのトンネルにコンクリートを打ってあるだけで上から水滴が落ちて来ます。
反対側の出口です。ここから三河槇原駅まではすぐです。この1駅間、雨が降っていたものの、とても楽しい散歩道でした。