2022年7月18日月曜日

多摩動物公園(京王れーるランド)駅(京王動物園線)

 多摩動物公園駅です。地理院地図を見るとホーム中央部の標高は100.9メートルです。

高幡不動との一駅間を動物園用のラッピングをされた7000系4両編成が20分ヘッドで往復していました。こちらは2番線、有効長は4両分です。

ホーム屋根は良い感じの木造上屋です。

1番線脇の建物には6000系電車の運転台部分が入っていました。5扉車です。

2番線にはしっかりとした車止めが設置されていました。長い編成の列車が入ってくるからでしょうか。

改札を出ます。

併設されている”京王れーるランド”です。建物内に7000系と8000系の生首(運転台部分)が見えます。

入場券310円を買って中に入りました。歴代の車両が静態保存されていますが、思っていたよりも迫力があります。

この辺りの鋼製車はやはりなかなか良い感じです。

そしてやはりなんと言ってもこの車両が素晴らしいです。これを見ただけでも来た甲斐がありました。

デハ2410、1969年の廃車から大切に保存されて来たそうです。

説明書きです。

連結面は後から設けられた塞ぎ板ですが、まあ、ちょっといまひとつです。

展示されている各車両も貫通路がふさがれていました。

デハ2410の車内です。素晴らしい保存状態です。

デハ2015です。自分は京王線にはあまりなじみがなかったのですが、このグリーンの湘南窓のタイプは井の頭線でデハ1000か1900か分かりませんが、乗った事があります。

割と好きだった6000系電車です。

井の頭線3000系はパノラミックウインドゥでないタイプが保存されれば良かったなぁ、と思うのは自分だけではない気がします。

京王5000系もおそらく写真でしか見たことがなかったと思います。(その後、一畑電鉄で改造車には乗った事がありますが。)

それでもやはりこの緑色の2両にとても引き付けられます。

僅か5両の展示ですが、とても素晴らしい京王れーるランドでした。

この後、京王八王子駅ビルのポポンデッタでデハ2410の鉄コレが売られていて、ついつい欲しくなってしまったのですが、静態保存以外に使いようがないので止めておきました。

駅に戻りました。折り返し高幡不動行きです。まだテールランプが点いたままです。