月ケ瀬口(つきがせぐち)駅です。妻入りの細長い建物です。
島ヶ原から3.0km、大河原までは4.0kmあります。マピオン地図を見ると標高129メートルでした。
駅は築堤上にあり、ホームと待合室は築堤からせり出している感じです。明治の人が良くこんなところに駅を、と思ったら、この駅の開業は1951年でした。島ヶ原と大河原の駅間が7kmもあった事が理由のひとつでしょう。
所在地は京都府相楽郡南山城村で京都府最東端の駅だそうです。
駅名の月ケ瀬地区は奈良県奈良市で梅林が有名だそうです。隣の島ケ原駅は三重県伊賀市になります。
どんな構内配線だったのかイメージが湧きませんが、開業から10年程は貨物の取り扱いもあったそうです。
駅前に新しいトイレがほぼ出来上がっていました。
丘の上には笠置中学校があります。地図を見ると画面右側を走る関西本線の線路の向こうには月ヶ瀬ニュータウンがありました。
駅から坂道を降りてゆくとぐるっと迂回して国道163号線に出ます。
左側の小さな断面のトンネルが元からあったところに、右側に新しいトンネルを通した様です。大きな断面のトンネルを築堤の下に掘るのは難工事だったのではないかと思います。