電鉄黒部(でんてつくろべ)駅です。1922年の開業時は「西三日市」、1951年から電鉄桜井、そして1989年から「電鉄黒部」になりました。
10030系下り列車が出発して行きます。
駅正面です。突き当りの県道14号黒部宇奈月線を右に曲がって進むと、あいの風とやま鉄道黒部駅まで約1kmです。
駅構内にはバスが待機中です。
電鉄石田方向です。1969年まではここから国鉄黒部駅に向かう1.1kmの黒部支線があったそうです。
島式ホーム2面3線の駅です。一番右の線路とホームが2番線で宇奈月温泉方面(右側通行だそうです)。
真ん中の線路は1番線で電鉄富山方面行き(ホームは写真左側を使用)。
その左側はおそらく留置線の様です。かつてはこの左側にもホームがありましたが、撤去されています。
ポイント周辺にはシャワーが設置されています。レール冷却の為でしょうか。
踏切を渡った先には観光バスが待機中です。
踏切の手前は乗合バスが待機中です。グリーンの帯のところにひらがなで「と」と書いてありますが、富山営業所の記号だそうです。八尾営業所は「や」、黒部営業所は「く」、呉西営業所は「せ」だそうです。
手前側が黒部自動車営業所の建物です。
入場券を買って構内に入ってみました。
宇奈月温泉方向です。
素敵な木造車庫があります。
こちらも線路にシャワーがかかっていました。
左ホーム(向こう側)が2番線、右ホーム(手前側)が1番線です。
とても興味深い駅です。
真新しく更新されたバラスト積み込み用スロープ(おそらく)があります。
こちらの車庫は1948年に国鉄三日市駅(現在の黒部駅)の隣接地からここに移転したものだそうです。使われていなそうですが、2両編成がギリギリ入るかどうかという大きさです。降雪期にはもしかしたら使用するのでしょうか。
小さな倉庫にはいろいろ予備の備品が収められていました。