2025年1月8日水曜日

音沢-宇奈月温泉(富山地方鉄道本線)宇奈月谷川橋梁

 音沢-宇奈月温泉間の橋梁です。

下を流れる川の名前は宇奈月谷川ですが、ネットで調べると「宇奈月川橋梁」とされているものや「宇奈月谷橋梁」とされているものがあり、正式な名前は分かりませんでした。

この部品、支承(ししょう)あるいは沓(しゅう、くつ)というそうです。

問題ないのだと思いますが、枕木のシルエットがちょっと不安を感じさせます。

細い鉄骨を組んだ架線柱にカラスが止まっていました。

上流側からの方が見通しが良いのですが、かなり逆光です。

宇奈月温泉行きの電車がきました。J3カターレ富山ラッピング車です。

下流側に移動しました。

上り電車ですが、少し暗くて思いっきり流れてしまいました。


2025年1月7日火曜日

伊勢奥津駅(名松線)

 名松線の終点、伊勢奥津(いせおきつ)駅です。 松阪駅から14駅目、43.5kmです。

2005年に完成した現在の駅舎は、津市美杉町の八幡地区住民センターが併設されています。

比津駅側です。

駅名標です。標高は海抜268メートルです。

子供の頃に読んだシーナリーガイドの記事を今も覚えていますが、昔は本線とホームを挟んだ反対側に機回し線、駅舎寄りに貨物側線がありました。その後、機回し線後端部が切られ、やがて貨物側線が撤去されました。

今では元機回し線が本線となっています。

こちらの津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設は、災害による長期運休期間(2009年から2016年)中の2014年に建てられたそうです。

きれいに整備された駅前です。吊り掛け電車をもとめて様のブログで、1990年頃に既に平成になっていたものの、まだまだ昭和の雰囲気が残る古い町並みを見る事が出来ました。

観光案内施設に伊勢奥津駅の給水塔が国の登録有形文化財に指定されたとの掲示がありました。左側の貼り紙を見ると、クーリングシェルター(暑熱時避難場所)に指定されている様です。

1965年には全列車が気動車化されたそうですので、もう使われなくなってから60年経っている給水塔です。頑丈に作られていたのでしょう。

C11が佇む様子を思い浮かべてみます。

草に埋もれた終端部の車止めです。

最初は訪れる予定はなかったのですが、少し時間に余裕があったので、少々遠かったものの足を伸ばした甲斐がありました。

駅前のトイレも景観に合わせた建物になっていました。

写真を見ると建物は真新しかった外観も、木の風合いが年月を重ねる毎によい感じになっている様です。もっと近かったら度々訪れたい伊勢奥津駅でした。


2025年1月6日月曜日

伊勢奥津駅(名松線)伊勢本街道奥津宿

 伊勢奥津駅周辺を散歩しました。

駅前から時計回りに歩きます。

上の写真の突き当りにあるよろずや”ぬしや”です。小さな博物館になっており、予約すると見学出来るそうです。

瓦屋根の蔵があります。

立派な建物です。

駅方向を振り返って見たところです。

ここは伊勢本街道奥津宿です。

三重県内には沢山の街道がありますが、伊勢本街道は大和と伊勢を結ぶ主要な街道で、別名参宮本街道や伊勢中街道ともいうそうです。

狭い道路の両側に古い建物が並びます。

ぬしや方向を振り返って見たところです。

営業されているところとそうでないところがある様ですが、多くの建物には入り口に”のれん”が掲げられていました。

途中、右手に伊勢奥津駅が見えました。

まだ午後3時半くらいですが、そろそろ太陽が山に隠れそうです。

こちらの建物にも”のれん”があります。

続きます。

こちらの建物から右に曲がって駅に戻りましたが、地図を見るとまだこの先、国道422号線に合流するまでもう少し町並みが続いていた様です。

この先を右に曲がると伊勢奥津駅です。

駅前の大イチョウが色付き始めていました。

休日には観光客が多く訪れるのでしょうか。

この後、もう一度、ぬしやの前を左に曲がって伊勢八太駅に向かいました。

名松線の踏切を渡ると国道422号線になります。