2025年4月14日月曜日

黒部駅(あいの風とやま鉄道)

 黒部(くろべ)駅です。1910年開業。1956年に黒部駅に改称されるまでは三日市駅だったそうです。現在の駅舎は1967年築です。

富山地鉄バス。この辺りは黒部自動車営業所”く”のエリアかと思いますが、車体の記号は”と”でした。

駅前の様子です。駅の標高は8メートルでした。

ホームは2面3線で、跨線橋で結ばれています。生地・入善・泊方向です。

魚津・滑川・富山方向です。長いプラットホームです。

1番線右側にはホームの痕跡が残っている様に見えます。1969年に廃止された富山地方鉄道黒部支線のホーム跡の様です。

かつては専用線が接続し、今もJR貨物の車扱貨物臨時取り扱い駅だそうですが、貨物列車の発着はありません。

構内側線外側にはおそらく1940年に廃止された黒部鉄道石田港線のホームがあったのでしょう。

1日3本、7時台と9時台そして20時台に当駅始発の富山方面行き電車があります。

やっぱりホーム屋根と歩行者シェルターの間に線路1本分のスペースがある様に見えます。

10030形電車や14760形電車が停車している姿を思い浮かべてみます。


2025年4月13日日曜日

川崎駅(南武線)快速稲城長沼行き

 川崎駅南武線ホームです。写真が下手で上手く写っていませんが、”快速”電車です。

”快速稲城長沼行き”を初めて見ました。時刻表を見ると、平日の南武線下り快速電車は川崎駅発10時30分から16時00分まで毎時2本、0分と30分発の立川行きが運転されていますが、夕方17時41分から19時13分発まで概ね30分おきに4本、快速稲城長沼行きが運転されていました。

ちなみに土休日日中の快速は川崎発9時51分から16時11分まで20分おきに立川行きが毎時3本運転されていますが、夕方の稲城長沼行きの運転はありません。

ネットで調べてみると、夕方の川崎発下り快速稲城長沼行きは混雑対策の為に2019年から運転されており、反対側の上り快速は運転区間が異なり登戸始発川崎行きになるそうです。


2025年4月12日土曜日

吉野口駅(和歌山線・近鉄吉野線)

 吉野口(よしのぐち)駅です。JR西日本が管轄している近鉄との共同使用駅です。

1896年開業時からの駅舎です。駅の標高は109メートルでした。

横の自転車置き場のところに新しいトイレがありました。

駅舎側の1・2番線は近鉄のホームです。吉野方向を見たところです。

橿原神宮前方向です。吉野線は狭軌で特急・急行は南大阪線に直通しています。

近鉄ホームも駅名標はJR西日本仕様ですが、近鉄の駅ナンバーが表示されていました。

2・3番線ホーム、4・5番線ホームには地下通路を通って行きます。

2・3番線から駅本屋を見たところです。2018年までこのホーム上の売店で、奈良県内では唯一の駅弁販売が行われていたそうです。

和歌山線下り3番線から上り4・5番線ホームを見たところです。その昔は京都-白浜間と名古屋-新宮間の急行しらはまが和歌山線内を走っていました。

五条・橋本方向です。

駅の裏手には採石場がありました。

2番線の吉野寄りには入換信号機と留置線があり、1番線側には保線用の側線がありました。

吉野線上りの黒い観光電車が来ました。

よく見たら濃紺でした。2016年登場の16200系「青い交響曲(シンフォニー)」です。通勤型電車を大改造し、1・3号車は2+1列シートの座席車、2号車はラウンジ車の豪華特急電車です。

大阪阿倍野橋まで吉野から77~79分、吉野口からは51~52分の所要時間です。

和歌山線は6時台3本、7~9時台毎時2本、それ以外は毎時1本と列車本数が少ないのに比べて、吉野線は特急・急行列車を含めて7時台と16時台は毎時4本、それ以外も毎時3本走っており、かなり差があります(いずれも上り列車)。

駅前の商店はもう営業していない様です。

古い建物を飲食店に改装中です。

奈良県内の地理や鉄道路線は不慣れなのですが、後からネット上でじっくり振り返りながら調べてみると、なかなか興味深い山間の乗り換え駅でした。