2019年12月8日日曜日

小川-東大和(西武拝島線)農耕車用踏切

西武拝島線で小川から東大和市に向かう大カーブです。周囲にはまだ畑が沢山残っています。電車に乗っていると気付かないのですが、よく見ると、この辺りから東大和市までの間にちょっと変わった踏切が続いていました。

その① 前後が未舗装の細い道になっている踏切です。歩行者と自転車しか通れません。踏切を渡った左側は西武鉄道小川変電所です。

細い道は畑の脇をずっと先まで行かないと普通の道に出られません。

まあ周辺はまだまだ長閑な風景ですが、都内にこんな踏切がありました。

その② 謎踏切です。先ほどの狭い踏切の数十メートル東大和寄りにその踏切はありました。

次の踏切から見るとちょっと間隔が短いですが、普通の踏切に見えます。

でも謎踏切の北側には麦畑があるだけで、どう見ても接続する道路がありません。

南側も畑しかありません。どうも線路南北の農地を結ぶ、農家専用踏切の様です。

30000系が通り過ぎて行きます。鳴り始めるタイミングがなぜか、前後の踏切より遅くなっていました。

この後もちょっと変わった踏切が続きます。

その③ こちらも狭い踏切です。またずっと向うの方まで細い道が続いているのかと思ったら、渡った先に道はなくて栗林があるだけでした。踏切を渡ったところまで行きましたが、その先は人の家の様な気がしたので、引き返して来ました。

その④ こちらはそれほど不思議でもありませんが、幅がそれほど広くないのに両側に遮断機がついている踏切です。

その⑤ この区間、いろいろな踏切があります。この踏切は車止めが付けられています。

その⑥ 下りの2000系電車が通り過ぎるこの踏切は一見、普通そうです。

しかし渡った先は道路ではなさそうです。左側です。

右側も未舗装道の先は行き止まりの様です。

小川起点2kmのキロポストです。

その⑦ 結局、拝島線のこの辺りは農地の中を横切って敷設されたので、私有地を含めて農耕車専用の踏切が沢山残っているという事の様です。

新宿から急行で僅か40分程ですが、まだまだ長閑さの残る西武拝島線でした。

この先は東大和市に向かって高架線になるので、踏切はありません。