2019年に建て替えられた丹荘駅の新しい駅舎です。正面に神川町内にある城峯公園のフユザクラをモチーフにした壁画が飾られています。色とりどりの花や紅葉は、良く見ると手型で描かれています。近くの丹荘小学校の生徒と教員の手形だそうです。
下り高崎行きディーゼルカーです。2015年7月に交換設備が廃止されましたが、2番線ホームと線路はまだ残っています。跨線橋は撤去されました。
高崎方向を見たところです。
新駅舎は写真で見た印象よりも大柄な建物でした。旧駅舎の頃からあった上武鉄道の写真が何点か、内部に飾られています。
駅前の植え込みは以前来た時のままですが、良く見ると木が減っている気がします。
駅前通りです。夏の雲が良い感じです。
この先800メートル程行くと国道254号線に出ます。
駅方向を振り返ってみたところです。
高崎方の踏切に行く途中にある駅前タクシー会社です。
鬼石街道踏切です。手前の石柱は丹荘村道路原標です。道路原標というものを知らなかったのですが、大正時代に全国の市町村に1基ずつ設置されたものだそうです。各地の道路原標巡りを趣味にされている方々がいらっしゃる様です。
踏切から丹荘駅方向を見たところです。
高崎(群馬藤岡)方向です。
踏切には引き上げ線のレールが残っています。
上武鉄道の線路跡です。ネットで検索すると貴重な昔の構内配線図を拝見する事が出来ました。鉄道模型レイアウトで再現してみたくなる様な、国鉄と小私鉄の魅力的な乗り換え駅でした。
地図を見るとこの先ずっと、上部鉄道の線路跡が道路になっていました。構内配線図によれば、止まれの文字の辺りに国鉄側への最初の分岐があった様です。
駅の外れを流れる用水路です。
駅に戻って来ました。辺りの標高は94メートルです。
その後、本棚でRMライブラリー41日本ニッケル鉄道(高井薫平著)を見つけました。20年程前に刊行されたものでした。路線規模の割に沢山の機関車や客貨車、殆ど活躍しなかったディーゼルカーまで克明に記録されていました。(こちらにも構内配線図が付いていました。)
陽炎が立ちのぼる中を高麗川行き列車がやって来ました。
旧駅舎が健在だった頃の様子です。⇒丹荘駅 旧駅舎