犀潟(さいがた)駅です。「犀」の字は室生犀星の「犀」で読み方は知っていましたが、意味を知らなかったので調べてみると、動物の「サイ」の意味と「鋭い」とか「固い」という意味のふたつがあるそうです。
ほくほく線直通列車で直江津から間もなく犀潟に着くところです。
HK100-101、ほくほく線越後湯沢行きです。
跨線橋から直江津方向を見たところです。
長岡方向です。
改装されているものの、良い感じの木造駅舎が残っている様なのでやって来ました。
2面3線の駅で、1番線は信越本線柏崎・長岡方面、2番線はほくほく線六日町・直江津両方向、3番線は信越本線直江津方面です。
北陸新幹線金沢延伸開業前は1日13往復のはくたかが運転されていましたが、ここ犀潟駅には停車しなかった様です。
JR東日本管轄の業務委託駅だそうです。
駅前には木造の自転車置き場がありました。
駅前を国道8号線が走っています。黒井方向です。
土底浜方向です。
浅いかまぼこ型屋根の跨線橋です。
広い構内です。犀潟駅の貨物扱いが廃止されたのは1986年で、それまでは本線反対側に石油精製会社やセメントSSの専用線があった様です。
今も側線のごく一部が残っています。
新潟県内現存最古の木造駅舎だそうです。もしかしたら1897年の開業時からの建物でしょうか。
標高は6.8m。駅から海岸線までの距離は650m位です。
書家、画家としても著名な片岡鶴太郎書の駅名標が掲げられていました。ほくほく線開業10周年を記念して2007年にほくほく線の6駅に設置されたそうです。