浦本(うらもと)駅です。
前日に糸魚川駅の窓口で購入しておいたえちごツーデーパスを使って、1日目は日本海ひすいラインと妙高はねうまライン、2日目は上越線・只見線の駅巡りをしました。
糸魚川を直江津行きに乗って出発し、最初に降り立ったのは浦本駅です。
この浦本から有間川までの間は1969年に複線電化のトンネル新線に切り替えられましたが、今でも左に逸れて海沿いの断崖を走る旧線の面影があります。
上り糸魚川・市振・泊方面行きホームの待合室です。
下り直江津方面行きホームの待合室です。
ホームから階段を下りたところに駅本屋があります。
朝早くてホームから駅舎はまだ山の影になっていますが、国道8号線から海岸にかけては日が当たっています。
良い感じの木造家屋がありました。
糸魚川寄りに少し行ったところには浦本漁港があります。
浦本駅の標高は7.2メートルです。
シンプルで良い形の木造駅舎ですが、1970年に荷物取り扱いを廃止し、無人駅になったそうです。
線路は駅よりも大分高い場所にあり、直江津方面ホームへは正面の階段を登り、糸魚川方面ホームには左手からぐるっと地下道を通って行きます。
1949年12月に仮乗降場として開業し、1950年1月に旅客駅になったそうです。
糸魚川方面ホームに向かう地下道です。
こちらは階段はなくてスロープです。荷物扱いがあった頃には上り糸魚川方面行き列車でのみ取り扱いを行っていたのかも知れません。
高い場所にあるので、上りホームからも海が見えます。
糸魚川方向です。
直江津方面行き待合室です。
糸魚川方向の線路のカーブと起伏がとても良い感じです。様々な列車が駆け抜けてきた事でしょう。
そろそろ泊行きのディーゼルカーが来る時間です。朝のうちは列車本数が多いので、乗り放題のツーデーパスを生かして行ったり来たりすると効率的に駅巡りが出来ます。
やって来ました。これに乗って梶屋敷まで行きました。