美袋(みなぎ)駅、難読駅名です。倉敷駅から5駅目22.7km、備中高梁までは2駅11.3km、所在地は岡山県総社市美袋です。
駅前には軽バンが駐車しており、動く気配がありません。地元の方の車でしょうから仕方ありません。なんとか1枚目は軽自動車が写らない様に撮っておきました。
駅舎は1985年から総社市が管理しており、2007年に有形文化財に登録されたそうです。
登録有形文化財のプレートと郵便丸ポスト、そして公衆電話ボックスの組み合わせが申し分ありません。
ホーム側から改札口を見たところです。2007年から完全無人化されていますが、自動販売機があり、ICOCAの利用も可能になっています。
2面3線の駅です。幹線の駅なので有効長が長いです。
駅舎寄りの下り備中高梁方面ホームが3番線、島式ホームの手前側中線が2番線、同外側の上り総社・倉敷行きホームが1番線です。駅舎側が1番線という訳ではない様です。
普通列車のみ停まる駅です。標高は意外と低く海抜39メートルでした。
2010年以降、1日の乗車人員は200人台後半で、年々微減といったところです。
駅舎左手に側線と謎の小さな給水塔があります。貨物扱い廃止は1971年でした。
1925年に伯備南線の終着駅として開業して以来の駅舎です。
駅前にタクシー会社、美袋タクシーがありました。
端正な木造駅舎の背後に裏山、素晴らしい駅でした。