秩父鉄道5000系電車5001編成です。1999年に都営地下鉄から引退した東京都交通局6000形電車のうち1972年製のグループから5001編成から5004編成までの3両編成4本と部品取り車2両が秩父鉄道に譲渡されました。うち5004編成は2011年に踏切事故で廃車になり、現在残っているのは3編成です。秩父鉄道の他にも熊本電気鉄道とインドネシアに譲渡されました。
5001号編成のデハ5001です。検査出たてで床下機器も台車もきれいです。
中間車のデハ5101です。普通鋼の骨組みにステンレスの外板を取り付けたセミステンレス車ですが、製造から53年経ってもまだ健在です。
都営地下鉄時代は6両編成全電動車でしたが、秩父鉄道譲渡に当たって三峰口寄り先頭車はモーターを降ろして制御車化されました。