2025年11月15日土曜日

東中神駅(青梅線)D51 451 昭島市立昭和公園

 東中神駅から南に300メートル程の市立昭和公園にあるD51451です。2021年に昭島市が中心となったクラウドファンディングで1千百万円以上の寄付が集まり美しく整備されました。

昭島市のホームページでは1971年、中神からの引き込み線をDD13に牽かれて立川基地まで運ばれ、そこから超大型トレーラーで公園に搬入された際の貴重な画像を見る事ができます。保存当初は前照灯の脇にシールドビーム副灯がついていました。

1940年(昭和15年)汽車会社大阪工場製。1970年に新鶴見機関区で廃車になり、生涯の走行距離は176万キロメートルだそうです。

運転席です。

いろいろなハンドルやレバーが付いていますが、千トンもの貨物列車を牽き、機関士と機関助手の2人でどうやって時刻通りに動かしていたのか、見当もつきません。

炭水車8-20Bは石炭8トン、水20トン積み、鉄板組み立てで揺れ枕のない台車をはいたものです。

昭和公園は昭島市立の公園で、近くにある国営昭和公園とは別です。公園内には野球場があり、この時は夏の甲子園大会の予選が行われていました。