隼(はやぶさ)駅です。1930年1月に郡家-当駅間が開業、同年12月に若桜までの全線が開通しました。
駅舎脇の松の大木が良い感じです。
郡家方向です。駅本屋とプラットホームは1929年築で国の登録有形文化財になっています。
安部・若桜方向です。
スズキのバイクハヤブサに因んだスズキ本社の協力を得て、地元有志による”隼駅を守る会”が設立され、毎年8月に町内の公園で開かれるイベントにはバイクの参加台数が増え続け、2024年には遂に2500台のバイクが集結したそうです。正にハヤブサの聖地です。
駅舎内はきれい保存されています。鉄道グッズやスズキ公認のハヤブサグッズが販売されているそうです。
駅舎脇の”隼驛鐵道展示館”です。
すっかり枯れた良い感じの建物です。
保存展示されている電気機関車ED301です。北陸鉄道で2010年に廃車となり譲渡されました。オリジナルの台車から西武701系用のFS342に交換されているそうです。
なかなか個性的な機関車です。ネットで検索すると茶色は元々の色から大分褪せています。
こちらのオロ12 6はJR四国から譲り受けたカーペット車でライダー用宿泊施設になっている様です。
国鉄スタイルそのままの駅名標です(ちょっとピンボケですが。)
こちらの秤はよく見ると因幡船岡駅と書いてありました。
ちなみにスズキハヤブサGSX1300Rは1999年に登場した世界最速のバイクで、自主規制前の1999年・2000年モデルはスピードメーターが350km/hまで刻まれ、実際に300km/h以上のスピードが出たそうです。