波久礼駅に下り貨物列車が到着します。
デキ503牽引です。
下り貨物列車がまだ停止する前に上り貨物列車もやって来ました。
牽引機は1967年製のデキ303です。かなり減速しているのですが、大分暗くなってきたので流し撮りしたら、随分とスピード感溢れる写真になりました。
山間の静かな駅で2本の長編成貨物列車が交換します。
長い20両編成の貨物列車はゆっくりゆっくりと随分先の方まで行って停まりました。
デキ503は古豪揃いの秩父鉄道電気機関車の中では比較的新しい1979年製です。
上り貨物列車は自重14.9トンと荷重35トンを合わせて20両分で1000トン牽引です。ちなみに下り貨物列車は空車14.9トンx20両なので約300トンしかありません。(それでも300トンありますが。)
空いていた2番線に上り急行秩父路熊谷行きがやってきました。
通過して行きました。
ヲキフ100です。マイクロエースから発売されているヲキ・ヲキフ100の精巧な模型を見ると、ついついコレクションに加えたくなります。
下り出発信号機が緑になりました。出発します。
下り列車は空車なので楽々牽いて行く感じです。調べて見るとデキ200・300・500の定格出力は920kW(=約1250HP)で、ED16(900kW)やDE10初期型(1250HP)またはDD200(895kW)並みでした。同じED型でもED75(1900kW)に比べると半分弱です。ちなみにデキ100の定格出力は800kW(=約1090HP)でした。
秩父鉄道ヲキ・ヲキフ100形はリベット組み立て車と溶接組み立て車がありますが、こちらは初期のリベット車です。
上り貨物列車も出発して行きました。空がうっすらと茜色に染まっています。
先程の上り貨物列車と寄居で交換して来た、下り三峰口行き5000系電車です。元は1972年から1973年に登場した都営6000形2・3次車なので、50年選手です。
交換する上り熊谷行き7500系電車は”鉄道開業150th秩父鉄道創立123周年”ヘッドマーク付きでした。