2024年5月17日金曜日

新居町-鷲津(東海道本線)一駅散歩 その1

 新居駅から500メートル程のところにある新居宿を見に行く事にしました。

国道301号線を歩いてしばらくすると浜名橋があります。

幸先よく東海道線上り浜松行き211系電車が通りました。


下を流れるのは浜名川です。元々浜名湖の水はこの川から外洋に流れ出ていたものが、1498年の明応地震で周辺の地盤が大きく沈下し、更に翌年には浜名川の河口付近が山津波で塞がれてしまった為に、地盤の弱かった現在の浜名大橋がかかる今切口が決壊して浜名湖が外海と繋がったとの事です。

遠州信用金庫新居支店です。

宿場町の景観に配慮した建物が見られます。

こちらの消防分団は”宿場町”というよりも”お城”といった感じです。

新居関跡(国指定特別史跡)です。

1600年に創設された新居関の面番所で、1854年の地震で倒壊した後に再建。1869年の関所廃止後も学校や役場として使われ、当時の建物がそのまま残こる日本で唯一のものだそうです。

大御門です。

新井宿旅籠紀伊国屋資料館です。元々は紀州藩の御用宿。現在の建物は明治初めの再建で2001年に解体修理が行われたそうです。

新居宿に3か所あった本陣のひとつ、飯田武兵衛本陣跡です。左側の2階建て部分は、元の門と玄関跡に明治時代に作られた郵便局跡だそうです。国道301号線はT字路を右折します。

振り返ってみたところです。

右手に東海道本線、正面に東海道新幹線の住吉線路橋が見えます。

ここから下り電車の写真を撮るとよさそうですが、交通量の多い国道301号線でトラック等に被られそうな気がするので、道路の反対側から撮りました。

やっぱりちょっと近かった様です。

後追いも撮ったのですが、なんだかよく分かりませんでした...。