海土有木駅です。
この日は馬立で関東鉄道から譲渡されたホキ、上総山田でJRから譲渡されたホキを見た後、JRから譲渡されたレール運搬用チキを見る為にここ海士有木で降りました。
五井行きが出発して行きます。
チキは側線に国鉄時代の姿のままで留置されていました。レール取り降ろし用の機材でしょうか。中央部に青く塗られた柱が取り付けられています。
チキ5254 |
千マリ 越中島貨物駅常備の表記もそのままです。
チキ5252 |
これら3両は2021年5月にJR東日本から譲渡されました。
チ1111 |
懐かしの鉄道風景といった感じです。
そんな構内に黒い貨車がよく似合います。
錆びたトタンで継ぎ接ぎのあった旧貨物上屋外壁はきれいに張り替えられていました。
青い柱は、斜めの部分を水平に持ち上げて支柱を付けて使うのかなぁ等といろいろ考えてしまいます。
元々チ1000は長尺貨物輸送時の遊車としての用途を前提に製作され、このチ1111はJR東日本最後の1両だったそうです。もちろん検査時期等によると思いますが、残ったのはナンバーのおかげだったかも知れません。
駅に戻って来ました。
駅から正面を見たところです。
ホームに上がる階段には枕木が埋め込まれています。
ホームに上るスロープがあります。
貨物側線と貨物ホーム・上屋、そして貨車、良い眺めです。
軽く50年は経っていそうな構内踏切警報機です。
開業時からの駅舎は木製の窓枠が保たれています。
下り列車が来ました。
養老渓谷行きです。
先ほどの養老渓谷行きと馬立で交換した上り列車がやって来ました。
キハ40首都圏色2両編成でした。