坂戸駅にて快速急行小川町行きです。あまり見たことがない列車種別ですが、平日は朝に下りは森林公園行きが2本、上りは小川町始発が2本、休日は朝に下り小川町行きが4本、上りは小川町発池袋行きが3本と森林公園発湘南台行きが1本あります。
東武10000系電車10000型は1983年から1987年まで製造された比較的古い車両ですが、まだまだ優等列車でも活躍しています。
こちらの10006編成は1986年アルナ工機製です。10000型はアルナ工機の他に富士重工業や東急車輛製造でも作られました。アルナ工機は2002年、富士重工業は2003年に鉄道車両製造から撤退。東急車輛製造は2012年にJR東日本に売却され、総合車両製作所になっています。
下り方向です。東上線は坂戸の真北よりもやや東側にある北坂戸に向かって90度以上大きくカーブしています。
快速急行は池袋を出ると和光市、志木、川越、川越市、坂戸、東松山から先の各駅に停車します。池袋から東松山までの所要時間は約45分、小川町までは約61分です。
休日の10時以降は川越特急に代わり、快速急行が停車する和光市と志木を通過し、快速急行が停まらない朝霞台に停車する様になります。川越特急は観光客向けにJR武蔵野線乗り換えの便を図った感じです。
Kasukabe総合車両センター様のHPを見ていて、前面の行先表示幕と列車種別幕の周囲が紺色になっている事に初めて気付きました。