高麗川駅発の八高線下り列車は、高麗川の鉄橋を越えてしばらくすると、毛呂に向かって丘陵の右端を徐々に登って行きます。途中、薬師堂踏切を過ぎて更に行くと、しばらく行った辺りで、ほんの一瞬だけ車窓右手が開ける場所があります。地図を見るとその場所はS字型に湾曲した高麗川が八高線の線路のすぐ真下を流れています。そこで八高線の列車の写真を高麗川の対岸から撮れないか、行ってみました。写真正面の雑草の下を高麗川が左から右に流れています。
空の右側にはまだ月が見えています。八高線のコンクリート橋らしきものがちょっとだけ見えました。そろそろ高麗川行き列車が来る時間です。
来ました。が、朝日が窓ガラスに反射して光り過ぎです。
一瞬の輝きを残して?ディーゼルカーは走り去って行きました。
ところでこの辺り、なぜか送電鉄塔が沢山建っています。南側です。
北側です。送電線が縦横に交錯しています。
ここは坂戸市の西の外れで、すぐ南側は日高市、西側に少し行くと毛呂山町との境です。