梶が谷(かじがや)駅です。割と好きな鉄筋平屋の四角い駅舎です。地上駅ではなく、谷間を走る線路の上を跨いている道路橋に面した橋上駅舎です。
駅入口に向かって右手にあるバスターミナルです。
上り4番線は右手奥に大井町線用の4線の車庫を作る為、大井町線溝の口延伸の際に線路を外側に移設して通過専用線にし、途中に車庫への分岐を設置したそうです。
3番線に大井町線の回送列車が来ました。
出発してすぐにトンネルに入ります。しかし、溝の口方には下り線から大井町線用車庫に入る為の渡り線が見当たりませんでした。
宮崎台方から上り各停が3番線に到着しました。地理院地図で見ると駅の標高は34メートル位です。
下り1番線の外側にある保線車両基地です。
上屋の下にはいろいろと資材が置かれています。
ずっと気になっているのは大井町線車庫への入線方法です。2番線と3番線の間には折り返し用の引き上げ線がありますが、上り通過線には入れません。そうすると溝の口から来た電車が上り通過線の途中から分かれる大井町線用車庫に入線するには
①折り返し用中線と上り溝の口方本線上で2回スイッチバックをして入線する。 ②一旦鷺沼まで行って折り返して来て、上り通過線で止まってからバックして入線する。 ③溝の口駅の引き上げ線から上り線を1駅間逆走して入線する。
のいずれかだと思いますが、③はなさそうです。前後にトンネルがある谷間の駅なので、いろいろと苦労がある様です。
どうやって入線しているのか、やっぱり気になります。