因美線高野(たかの)駅です。1928年開業、所在地は岡山県津山市高野本郷、標高112メートルです。
開業時からの駅舎です。
事務所部分の窓は塞がれていました。
智頭方向です。1997年に無人化と交換設備の撤去が行われましたが、ホームも線路も残っています。津山からの列車は平日は美作加茂止まりを含めて9本、休日は7本の運転でした。
津山に向かう列車は平日8本、休日6本の運転です。因美線は起点が鳥取なので、正式にはこちらが下り方向です。
みまさかスローライフ列車運転に合わせ、懐かしの昭和展として、古いテレビやミシン、洗濯機等が展示されていました。画面の左手には古い映画ポスターがありました。
良い感じの駅舎です。
2024年秋は11月10日(日)1往復だけの、みまさかスローライフ列車が近づいてきました。
キハ47ノスタルジー号です。
2016年に国鉄一般色で登場し、2020年に津山市の要望で国鉄急行色に変更されたそうです。昔走っていた”急行砂丘”の色という事でしょう。
列車が到着すると乗っていたお客さんが沢山ホームに降りてきます。寅さんと源吉がポーズをとってくれました。(寅さんは他にもいました。後からネットニュースを見ると4人の寅さんが乗っていたそうです。)
次の美作滝尾では30分以上の停車時間が取られていた様ですが、高野は5分程の停車時間でした。
お客さんが乗り込むと列車は出発して行きます。
再び構内は静かになりました。
すぐに展示物の撤収が始まりました。このみまさかスローライフ列車は上りが津山発11:50那岐着14:33そのまま普通列車として那岐発14:35智頭着14:47で運行後、折り返し智頭発14:54那岐着15:08の普通列車となり、那岐発15:10発の下りみまさかスローライフ列車として16:35津山着で運転されました。