川岸駅です。標高757mです。所属は中央本線ですが、走っている列車はすべて飯田線直通列車です。
飯田線上り天竜峡行きです。
島式ホーム1面2線の駅ですが、改めてJR東日本の構内図を見たところ、「中央本線(辰野方面)」・「中央本線(岡谷方面)」と書かれただけで、1番線・2番線の表記はありませんでした。
ホーム上には、後から作った様な形ですが、木の窓枠を持つ良い雰囲気の待合室があります。
ホームと駅本屋とは跨線橋で結ばれています。
駅舎の屋根は薄緑色で篠ノ井線の村井駅と同じ色です。
古いタイプの跨線橋用駅名標が付けられていました。
跨線橋から岡谷方向を見たところです。
辰野方向です。
駅舎の前には、以前はもう1本側線が通っていたのでしょう。
駅舎と跨線橋を結ぶ通路の屋根は古レール組みです。
四方津や日野春駅とよく似たタイプの駅本屋です。丸ポストもあります。
駅前を走る県道14号線岡谷街道です。
こちらは酒屋さんでしょうか。
辰野方の踏切近くまで歩いて行くと、先程の天竜峡行きと辰野で交換してきた岡谷行き電車が通りました。
ここから見ると、昔は幹線の駅らしい構内だった様です。
昔ながらの駅らしい佇まいの素晴らしい駅舎でした。
長野県内には中央西線にもまだまだ古い駅舎が残っていますので、JR東海に、”秘境駅号”ならぬ”懐かしの木造駅舎号”を走らせて欲しいところです。