2019年12月4日水曜日

中込駅(小海線)小海線営業所

小海線の中込駅は、最近のJRでは珍しい、車両基地併設のローカル線中間駅です。「中込機関区」で画像検索すると、国鉄時代の素晴らしい風景を諸先輩方のHP等で拝見する事が出来ますが、こちらは比較的最近(2017年)とちょっとだけ昔の姿を見比べてみる事にしました。

小諸方の踏切から見たところです。

2000年の画像を見ると機関庫裏に良い感じの大きな木が2本立っていました。残念ながらおそらく管理上の問題で切り倒されたのでしょう、ちょっと殺風景になりました。左端に写っている焼却炉は環境問題で撤去されたのでしょう。

機関庫裏です。

こちらも2000年の画像ですが、機能的な建物の脇にも木陰があると良い感じです。向こう側の機関庫には長い煙突がありました。ボイラー室?は木造でした。

終端部の車止めです。この形は調べたら、第三種車止め1型(甲)というそうです。

こちらも2000年。相当どうでもよい事ですが、黄色い手歯止めの位置がちょっと違っています。

機関区依頼の搬入口です。表札を外した跡がありますが、元々はこちらが正門だったのかもしれません。

2000年には左側に木がありましたが、これも切られた様です。

荷物運搬用のターレットがありました。ちなみにこれもちょっとだけ調べてみると、通称”ターレー”とも言い、一般的な総称としては”ターレット・トラック”、道路運送車両法では”ターレット式構内運搬自動車”というそうです。

2000年にはここに火気厳禁の札が付いており、おそらく気動車用の地下燃料タンクがあったのだと思います。

割とゴツイ形の機関庫です。

2000年にはフェンスがなくて植え込みだけでした。

 営業所入口の外から見たところです。

2000年の画像にも同じ小屋が写っていました。

詰所とポンプ小屋でしょうか。

2000年、建物の上部を太目のパイプが通っています。鉄道模型レイアウトの参考にしようと思って撮ったのですが、2000年も2017年も、撮っているものが大体一緒です。

営業所入口です。

水路の脇は石垣になっています。

給水塔です。真下で見ると結構大きく見えます。

駅のホームから見たところです。

こちらは2004年に撮ったものです。

給油場所には1両分の作業用屋根が付いています。左手に潤滑油のドラム缶置き場があります。

2004年、こちらも背後にもう少し沢山木が生えていました。

給水タンクと駐車場です。

2000年、給水塔は今ほど錆びていませんでした。

営業所の3階建てビルです。

手前の建物の陰になって良く見えませんが、2000年には3階建てのビルの壁の色はちょっと違った様です。

機関庫内に気動車が停まっています。

細かく見ると結構変化がありますが、基本的には2000年から殆ど変っていませんでした。