二俣尾駅の奥多摩寄りです。線路脇のシュロの木が印象的です。
駅の南側は青梅街道が通っていて民家や商店が並んでいますが、北側は山の手前に少し開けた土地があり、立派な民家が何軒かありました。
西城踏切から二俣尾駅方向を見たところです。
奥多摩寄りです。線路右手の空地が浅野セメント二俣尾専用線跡の様です。
すこし先にある茶道ガードです。
専用線の橋台が残っています。
一旦、青梅街道に出て更に先に進みます。写真の右側の坂道を登って行きました。
多摩川と軍畑大橋が見えました。
福小路第一踏切です。
踏切を渡るとすぐに架線柱がありました。まだ残っていたんだ、という感じです。
その先には、架線柱がもう1本、そしてレールと分岐器が残っていました。
雷電山の向こうの採掘場から索道で運ばれた石灰石を積み出していたそうです。そういえば軍畑駅入口から成木に向かう道に現役の大きな砕石工場があった事を思い出しました。
以前、インターネット上の記事にさっと目を通した(あまり良く読んでいなかった)事があるのですが、まだ架線柱やレールが残っているとは思っていませんでした。1964年の廃止から57年以上経っていました。
線路跡に入ってみました。青梅線の踏切近くの石積みアーチ橋も専用線から分かれた側線の一部だったのではないか等と思ってしまいます。
途中で足元がぬかるんできたので引き返しました。改めてネットで調べてみると、この先ずっと奥まで探索した強者の方々がいらっしゃいました。
上り青梅行き電車がやってきます。
軍畑まで歩いてみる事にしました。
桜橋です。山側に回り込む旧道と直線的に抜ける新道があります。
二俣尾と軍畑の駅間距離は0.9kmしかありません。
軍畑大橋と軍畑駅入口交差点です。
ちょうど、下り奥多摩行き電車が通りました。残念ながら電車にはもう日が当たりませんでした。
軍畑駅入口交差点から駅までは30メートル以上の標高差があります。
小さな火の見やぐらの向こうに軍畑駅が見えます。