緑色にラッピングされた8713編成です。2015年9月末から「高尾山トレイン」として、この姿で活躍しています。
Wikipediaによると京王線の緑色は「東急時代からのダークグリーンが、1956年2700系3次車以降ライトグリーンになり、1965年頃から更に明るいスタンリットライトグリーン(国鉄の黄緑6号に近い色)になった」そうで、姿を消したのは1984年だったそうです。もう40年近く前です。
ところで”スタンリットライトグリーン”という名称は一般的でないので、Googleで調べてみましたが、分かりませんでした。”スタンリット”が自動的に”スターリット”に変換されてしまいます。スターリットだと「星明かり」という意味だそうです。どうでも良い事ですが、アルファベットで"Stanlit"を検索するとメキシコに"Stanlit Uniformes"という制服メーカーがありました。
国鉄のそれが連想されてちょっと違和感がありますが、一般的には「グリーン車」と呼ばれていたそうです。クリーム色に赤帯の5000系や6000系との対比での話だと思います。
意外と短い折り返し時間で出発して行きました。
緑色のラッピングは1編成だけですが、とても魅力的でたまに見かけると嬉しくなります。ホーム長さは10両編成ギリギリ&逆光だったので、高尾方からの写真は撮れませんでしたが、ゆっくり見る事が出来ました。ちょっと遅めですが、周辺にはまだ桜が咲いていました。