有間川(ありまがわ)駅です。どうやって効率的に駅巡りをしようか、スマホ片手にプランを考えていましたが、途中から乗換案内の駅候補に”有間川”が出てこなくなりました。何でだろうと思ってしばらく悩んでから気づくと、”有馬川”で検索していました。
梶屋敷駅から下り直江津行きディーゼルカーで到着しました。
列車はほぼ満席でした。
良い感じの木造駅舎です。
待合室には真新しい丸太のベンチが設置されていました。
駅事務所は”ダイニングカフェ R8”になっていました。2024年3月にオープンしたそうです。
駅入り口から海を見たところです。
素晴らしい風景です。
背後は崖になっているので、これ以上引いて撮ろうとすると国道8号線に転げ落ちます。Wikipediaに出ていた写真のちょっと寂れた感じの駅舎からかなり手を加えて改装されていますが、元のデザインが生かされています。
上り泊行きディーゼルカーです。日本海ひすいラインは市振駅が起点です。
直ぐに走り去って行きました。
国道8号線に出るにはこの道1本しかありません。途中から振り返って見たところです。
国道8号線名立(なだち)方向です。
谷浜・直江津方向です。
防波堤で囲まれた有間川漁港があります。
8号線から有間川駅を見上げたところです。駅の海抜は9.2メートルです。
駅に戻ります。
下り貨物列車が通過します。JR東日本から譲渡された当時の北斗星カラーのまま活躍しています。
走り抜けて行きます。
カフェにはオープンデッキもあります。
カフェは08:00から営業していたので、次の直江津行きが来るまでコーヒーを戴きました。空調の効いた室内、素晴らしい眺望、おいしいコーヒー、清潔なトイレ、申し分ないお店でしたが、特に朝一の仕込みのせいか、特製のカレーの香りがちょっと強めだったかも知れません。
青い空、青い海、白い駅舎、素晴らしい風景です。
もっと古い建物かと思ったら、建物財産標によると昭和21年(1946年)12月築です。長年の陳情の末にやっと有間川駅が仮乗降場として開業したのが、昭和21年だったそうです。
趣きのある駅名標ですが、有の字のところに蛾が止まっていました。
1969年に複線トンネルの新線に切り替えられるまで、浦本-有間川間は国道8号線に沿った単線の旧線を通っていたそうです。国道8号線左側の擁壁の上を列車が走っていたのでしょう。
上り線はかなり幅が狭いホームです。
直江津行きのディーゼルカーが来ました。