2023年7月29日土曜日

木下駅(成田線)

 木下(きおろし)駅は1901年に成田鉄道の駅として開業しました。写真は北口。駅の標高は海抜5メートルです。

我孫子方向から間もなく木下駅に着くところです。

下り成田行き電車です。成田線我孫子支線は我孫子が起点、成田が終点でした。ちなみに成田線本線は佐倉が起点、松岸が終点です。

小林・成田方向です。

現在の橋上駅舎は2008年に完成したもので、それまでは北側(画面右)に木造駅舎があったそうです。

自由通路から北側を見たところです。利根川までは500メートルも離れていません。

北口を降りたところです。旧駅舎があったのはこの辺りで、画面右手に5段ほどのホームへの石段が残されていました。

かつて利根川の港町として栄えた木下河岸の絵図が飾られています。行徳と木下を結ぶ木下街道は、江戸から東国三社(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)参拝に向かう為の重要なルートだったそうです。

駅前広場です。北口には印西市コミュニティーバスが発着します。


恰好の良いおせんべい屋さんがありました。

自由通路から南側を見たところです。

南口からは、ちばレインボーバスで北総鉄道千葉ニュータウン中央駅まで約20分です。通常はその先の船尾車庫行きですが、なぜか朝の1本だけは更に津田沼駅まで1時間半近くかけて走ります。

北口と点対称で同じデザインの南口です。

こちらには木下駅の思い出として、旧駅舎のイラストや、開業時の駅、C57牽引の客車列車、165系電車の電化記念祝賀列車などの写真が飾られていました。

上り上野行き快速電車が来ました。木下駅発の15時台と16時台はゼロですが、それ以外の時間帯は毎時1本以上の上野行きまたは品川行き電車があります。