2020年2月17日月曜日

尾登駅(磐越西線)キハ110

尾登(おのぼり)駅です。駅の標高は168メートルです。

上り会津若松行きです。最初はこの列車を荻野駅で降りて、山都駅で交換する下り列車に乗って野沢駅に戻るつもりだったのですが、尾登駅にかわいらしい駅舎がある様なので、ここで降りて野沢駅に戻る事にしました。

列車はすぐに出発して行きました。

ホーム1面1線の駅です。

Wikipediaでは2004年の乗車人員は5人になっていました。とにかく利用客が少ないのは間違いなさそうです。

ホーム屋根と駅舎です。

昭和30年の開業時に建てられた小さな駅舎です。建物財産標には面積14.8平方メートルと書いてありました。

屋根の入り口側に少しだけ角度が付けられています。かなりシンプルな建物ですが設計者のちょっとしたおしゃれでしょうか。

トイレも駅舎と同時に建てられた様です。

駅前には数軒の民家があるだけです。

建物財産標によれば、ホーム屋根は平成3年に建てられたそうです。

トイレの青いプラスティックの回転式排気塔は交換されて間もない様です。

待合室に独特な匂いがするので、何だろうと思いましたが、おそらくこの除雪機の2ストロークエンジンの匂いでした。

ところがここで初めて困った事に気付きました。先程降りた会津若松行きと山都で交換して来る筈の下り列車が時刻表に出ていません。良く見ると1日1本だけ走っている下り”快速あがの”で尾登駅は通過でした。荻野駅だったら野沢駅に戻れたのですが、ここ尾登駅では、次の列車は上下共に2時間以上待たなければ来ません...。

仕方ないので荻野駅まで歩く事にしました。経路案内で見ると3.5km45分。雪もそれ程積もっていないので、ゆっくり歩いても荻野駅で次の列車に乗るには充分余裕がありそうです。